気になる考え方やふるまいは脳の問題が原因
- 集中力が続かない
- 緊張して大事なときに力が発揮できない
- 優柔不断で物事を決められない
- すぐにカッとしてしまう
これらは性格そのもので、変えられないと思ってはいませんか? それは大きな誤解かもしれません。
こうした問題の多くは脳の働きが低下して、心と体の司令塔としての役割を果たせていないことが原因のひとつです。
つまり、脳の働きをよくすれば、「性格だから仕方がない」とあきらめていた多くのことを解決できるかもしれないのです。
「脳って鍛えられるの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんね。
じつは、最新の研究で、脳は大人になっても環境に合わせてどんどん変化していくことがわかっています。
たとえば、大人になって食べ物の好みが変わったり、旅行に行くと朝早く起きられるようになったりしたことはありませんか?
脳はとても柔軟な組織のひとつなので、前向きな人と一緒に過ごすと気分が変わるように、目の前のものに影響を受けて、前向きな思考や行動が自然とできるようになります。
脳は、触れるものによって影響を受けて変化するのです。
そして、もっとも手軽に脳に影響を与える方法、それが 「写真に触れること」です。
なぜなら、五感のなかでも視覚の情報の多さは最大で、脳の約50%(半分)が視覚の処理に使われているからです。
しかも、写真を見ていろいろなことを考えたり、想像したりすると、脳の幅広い部分が活性化して、脳の状態がよくなります。
すると、脳は心身の働きをうまくコントロールできるようになり、気になる考え方やふるまいが自然と改善されていきます。