『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』 (西 剛志/アスコム)第1回【全8回】
集中力が続かない、優柔不断、カッとなりやすい...それって性格だから、と考えていませんか? 脳科学者・西剛志氏が考案した「脳の鍛え方」で、それらのお悩みは解決するかもしれません。
西氏が考案した「脳の鍛え方」――それは「写真をみること」。ポイントをおさえて厳選された写真をみることで、「7つの脳力」が鍛えられるというのです。
『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』から、なぜ写真を見るだけで脳が鍛えられるのか、鍛えられる「7つの脳力」をご紹介します。
※本記事は西 剛志著の書籍『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』(アスコム)から一部抜粋・編集しました。
写真を見るだけでなぜ脳を鍛えられるのか
「最近、物忘れが多くて、記憶力が落ちてきた」「以前に比べて、やる気が出なくなってきた」「『アレよ、アレ、アレ』と、思い出せそうなのに思い出せないことがよくある」
こんな声をよく聞きます。
これらは、すべて脳の老化のサイン。
脳は何もしないでいると、30代から老化がはじまり、気づけばどんどん老化が進んでいます。じきに認知症になる可能性も......!
脳は、日常の習慣を変えたり、トレーニングすることで鍛えることができます。老化のスピードを遅くしたり、ときに若返らせることもできるのです。
写真を見て脳を鍛えることは、その方法のひとつです。といっても、どんな写真でもいいわけではありません。
本書で紹介する写真は、脳科学者としての知見を生かして、10万枚以上の写真のなかから厳選した35枚です。
「ぼーっ」と眺めるだけでも効果はありますが、本書のメソッドである「4つの見方」を使って見ると、さらに脳が鍛えられます。