運動は、ジムより屋外で行ったほうがいい
緯度の高い地域の人々は、日光浴不足でビタミンDが欠乏しているうえ、塩分過多になりがちな食生活によって、腎臓がんの罹患率が高い――。
たとえ緯度が低い地域に住んでいても、ずっと室内にこもり切りでは日光が不足します。
減塩を心がけるとともに、なるべく日光に当たるようにライフスタイルを改めていくことで、腎臓がんのリスクはぐんと低くできるはずです。肥満対策のために運動習慣をとり入れるなら、できればジムなどではなく、屋外で行うといいでしょう。まずは1日10~30分程度、近所をウォーキングする習慣をもつだけでも、十分、肥満の予防、解消が期待でき、不足しがちな日光浴にもなります。
できるだけストレスフリーで生きる、塩分過多と糖質過多の食事をやめる、色とりどりの野菜をふんだんに食べる、運動習慣をもつ――。
こうした習慣で高血圧、酸化ストレス、肥満を防いでいけば、腎臓がんのみならず、あらゆる生活習慣病の予防につながります。