2023年の運勢を見てみませんか? 「陰陽五行説」は生まれ年で簡単に調べられます。今回は社会運勢学の第一人者、山口知宏さんに「2023年の展望と開運」について詳しく解説していただきました。
九星別の運勢はこちら!
◆一白水星
孤独から離れて大衆に飛び込む。感情を表に出し未知への挑戦を
◆二黒土星
新しい一日を全力で生きる。あらゆる再会が開運のカギ
◆三碧木星
たゆまぬ変化が繁栄を約束。過去最高の自分を塗り替える
◆四緑木星
求める生活から求められる生活へ。調整役としての資質が問われる
◆五黄土星
運勢は盛大。夏至のころに驚異的な成果あり
◆六白金星
自分だけでなく相手にとっても楽しいことや心地よさを優先
◆七赤金星
あらゆる変化に乗る姿勢が吉。頭で考えず心の声に従おう
◆八白土星
成し遂げたい目標を探し出し、自我を捨て周囲と生きる
◆九紫火星
目には見えない天の意志と采配を信じ苦境を乗り切る
生まれ年から本命星を探す
個人の運勢は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。
年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。
閉ざされた門が開かれ
新たな秩序が生まれる
社会運勢学では、天・地・人という3つのエネルギーから、私たちを取り巻く「気」の流れを読み解きます。
2023年の天の気の十干は「癸(みずのと)」で、十干では最後の十番目に当たり、季節に例えると晩冬になります。
草木が枯れ、荒涼とした景色になると同時に見通しが良くなり、いままで見えなかったものが浮き彫りになるもの。
白黒をつけるという意味でも、「癸」の年は筋道を立てて物事を考えることが必要です。
2023年の地の気である十二支は「卯」で、門や扉という意味があります。
これは、新たな世界の扉を開き、これまで手を付けていなかった未開の地を開拓することを表しています。
家庭内や友人関係においても、長らくタブー視されてきた問題と向き合い、腹を割って話し合うには絶好の一年です。
心の扉も開き、新しいことに挑戦すると、人生がより豊かになるでしょう。
2023年の人の気は「四緑木星」で、「整う」という意味があります。
一方で、争い事がおこりやすい年でもあるので、「調整」「調和」を意識した言動が重要になります。
いくら正論でも力任せに押し通せば反発がおこるので、波風を立てない解決策を心がけましょう。
また、家庭を整えるなら、「社会に出る」というのも吉。
定年後も働いたり、お子さんやお孫さんの就職や一人暮らし、結婚は、率先して応援してあげるといいでしょう。
また、四緑木星には「ものを遠くまで運ぶ」という意味もあり、船や列車、飛行機なども表します。
情勢が不安定な国への旅行は避けたいですが、国内旅行は開運行動につながりますよ。
2023年、世の中の動きは?
日本の政治・経済
安倍晋三元総理を失ったことにより、自民党内での権力闘争の構図が一変する。円安を逆手に取り、長く閉ざされていたインフレの扉を開けて、長年できなかったデフレを脱却するチャンス。
世界の動き
世界情勢は、民主主義陣営と独裁政治に代表されるような専制主義陣営に2分される。癸の年は一揆が勃発しやすく、国家間での情報戦が激化し、サイバーテロが多発する可能性が高い。
自然災害
最近は線状降水帯が一カ所にとどまり、記録的な豪雨になるケースが多発。引き続き2023年も、台風や大洪水による災害に注意したい。早めの情報収集と速やかな避難が身を守る。
恵方とは?
2023年は南と中央
一年の徳がある方位のこと。2023年は「南」と「中央」だが、中央は恵方が取れないため、結果的に「南」となる。正確には南30度を3等分した東寄りの10度に恵方がかかる。自宅から750m以上離れた恵方の神社仏閣や教会などをお参りすれば「恵方参り」となり、知恵とチャンスを与えてくれると言われる。
恵方置きは山の絵と竹製品
一年間とどまった恵方を家族にも及ばせるなら「恵方置き」が有効。2023年は、家の中に方位磁石を置いて南を測定し、その延長線上の壁際に恵方グッズを置くといい。2023年は山の絵や写真、ランプシェードなど竹製品を飾ると効果的。
テーマカラーとは?
年によって各々の星が位置する場所の色。毎年変わる。テーマカラーの服を選ぶと開運を導ける。
ラッキーカラーとは?
自分の星がいる場所と、自分を結びつけ、快適に過ごさせてくれる接着剤のような役割の色。毎年変わる。