「金運を上げるには財布から」と聞いたことのある人も多いはず。でも、具体的にはどのようにすればよいのでしょう? そこで、「日本一の開運寺」とも言われる長福寿寺住職・今井長秀の著書『日本一の開運寺住職が教える金運財布の作り方』(KADOKAWA)から、金運アップの考え方、そして具体的な「金運財布」の作り方をご紹介します。
Q.お札は上向きにする? 下向きにする?
A.「お札の顔」と目が合うように上向きに入れましょう!
まずは、最もよく聞かれる、お札のしまい方についてです。
お金持ちの人の財布は美しく整えられ、お札の向きもピシッと揃えられています。
お札の向きを揃えるのは、「お金さま」に心地よく財布に収まっていただくために重要なことです。
また、お金は世の中を巡るエネルギーですから、向きを整えることで流れを促す効果もあります。
1000円札、5000円札、1万円札、すべてお札のアタマを上にして揃えてください。
アタマを上にすると、財布を開くたびにお札に肖像が印刷されたかたがたと目がバチッと合うでしょう。
そうすれば、「おかげさまで今日も豊かに暮らしています!」という、お金さまへのご挨拶もしやすいのではないでしょうか。
なかには、「お金が出て行かないように、お札のアタマを下にして入れる」という人もいます。
たしかに「アタマを下」にして入れるとエネルギーが内向きになりますから、お金が出て行きづらくなるかもしれません。
しかし、ここで思い出してください。
お金さまは、「誰か」や「何か」の役に立ちたいとウズウズしています。
そのお気持ちに反して、流れをせき止めてしまったら、どうなるでしょうか。
あなたのところに10倍、100倍になって戻ってくるはずのお金さまは、いつまで経っても成長して戻ってくることができません。
お金さまは、積極的に世の中に回すものです。
スムーズに循環していただけるよう、お札のアタマは上にして財布に入れましょう。
Q.お札を入れる順番は?
A.手前を1万円札の定位置にします!
もう1つ、お札のしまい方で大事なポイントがあります。
それは、それぞれのお札の居場所をきちんと決めること。
長財布であれば、ほとんどの場合、お札入れの部分は2つ以上に仕切られているはずです。
まず、財布を開いたときに手前にあるポケットに、1万円札を入れましょう。
そして、その後方にあるポケットに5000円札→1000円札の順にしまいます。
つまり、お札の「定位置」を決めて差し上げるのです。
現在の日本では、最も金額が大きい紙幣は1万円札です。
まずは、ほかの紙幣とは別のお部屋をご用意して、快適に過ごしていただくことが大切です。
また、1万円札を最も手前に入れておけば、財布を開くたびに福沢諭吉先生と目が合うことになります(笑)。
すると、お金さまへの祈りの気持ちが高まりますし、「くずしたくない」という気持ちも働くでしょう。
財布を開いたときに、お札入れが左右両側にあるケースもあります。
その場合は、どちらか一方を1万円札の定位置と決めて、もう一方に5000円札→1000円札の順番で入れてください。
どちら側に1万円札を入れるかは、こだわらなくても大丈夫です。
大切なのは、いつも同じ場所にしまって差し上げることです。
お札をしまう順番を決めれば、財布がゴチャゴチャにならずに整理整頓がしやすくなるでしょう。
お金さまは清浄な空間を好みます。
いつもの場所に、向きを揃えてスッキリと収まれば、「居心地がいい」と感じていただけるはずです。
また、ATMで新たにおろしたお札は、これまで財布に入っていたお札の後ろに入れてください。
そして使うときは、最初に入っていたお札から順番に使いましょう。
「タネ銭」として入れているピン札を除けば、財布に入れたお金は使うためにあるものです。
あまり長い間、同じところにとどまっていると、エネルギーが低下します。
先にいらっしゃったお金さまから、優先的に使うように心がけましょう。
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