卵が好きな理由は? 一番多く作る卵料理って? 意識調査から見えてきた日本人と卵のイイ関係

健康的な生活を送るために欠かせないのが、栄養バランスのとれた食事を規則正しくとること。特に、40代以降は体にさまざまな不調が現れ始めるため、「何を食べるか」には気遣いたいものです。

体によい食べ物は多々ありますが、中でも栄養価が高く身近な存在なのが「卵」。この卵について、キユーピー株式会社が一般消費者を対象にした意識調査を行いました(2018年9月実施・全国の20~69歳の男女 計2,060人)。今回は、この調査の結果「たまご白書2018」を見ながら、卵について学んでみましょう。

 

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どうして卵を食べるの?卵を食べる理由

まず、アンケートの「あなたは卵をどの程度好きですか?」という質問には、全体の87.9%が「とても好き」「やや好き」と回答。「嫌い」と回答した人はたったの1.4%でした。次に、卵を好きな理由を尋ねた質問には、「おいしいから」という回答が全体の71.6%を占める結果に。続いて、「さまざまな料理に使えて便利」「調理が簡単」「栄養価が高いから」などが並びました。

毎日が発見ネット様_たまご白書2018データ-(1)-1.jpg出典元:キユーピー(株)たまご白書2018

 

ここで注目したいのが、「栄養価が高いから」を選んだ世代および性別です。50~60代女性が圧倒的で、50%以上の人が選びました。健康の衰えを感じ始めた世代が、卵で日常的かつ手軽に栄養をとりたいと考えているのがわかります。

そこで、改めて卵の栄養についておさらいしてみましょう。
卵には、たんぱく質と脂質を中心に、各種ビタミン類(ビタミンCを除く)、リンや鉄分などのミネラルが含まれています。かつては、「コレステロールの摂取過多を避けるため、卵は1日1個まで」と言われていました。しかし、その後の研究により現代では、健康上に大きな問題などがない限り、卵の喫食個数制限は必要ないとされています。

関連記事「卵は1日1個まで」は過去の話!? 卵とコレステロールに関する話

むしろ複数食べることで、大半の栄養素をとることができるのです。例えば、卵2個分(約100g)には、1日に必要な主要栄養素が以下の割合で含まれています。

たんぱく質...約15%
脂質...約17%
ビタミンB2...約31%
ビタミンB12...約38%
ビタミンD...約33%
鉄...約26%
※一部抜粋

ただし、卵には含まれない栄養素も、残念ながらあります。それは、ビタミンCと食物繊維。そのため、卵料理を作るなら、この2つの栄養素を含んだ食材も併せて使うのが理想的です。
おすすめはブロッコリー。30g(約2房分)食べると、成人にとって一日に必要なビタミンCをとれます。また、食物繊維は100gあたり4.4g含まれており、腸内の働きをよくしてくれる、まさに優秀食材なのです。

そこで、卵とブロッコリーを使った簡単な料理をひとつご紹介しましょう。チーズも入れるので、たんぱく質とカルシウムもばっちりです!

 

omuretu.jpg「スパニッシュチーズオムレツ」

1人分326kcal 塩分1.2g たんぱく質15.9g

【材料】
ブロッコリー...1/4個
パプリカ(赤)...1/2個
卵...3個
ピザ用チーズ...40g
塩、こしょう...各少々
オリーブ油...大さじ2

【作り方】
1. ブロッコリーは小房に分ける。パプリカは角切りにする。
2. ボウルに卵を割り入れてほぐし、チーズ、塩、こしょうを加えて混ぜる。
3. フライパンにオリーブ油を熱し、1を炒め、しんなりしたら2を流し入れる。大きくかき混ぜて半熟状にし、ふたをして弱火で5~6分焼いて、ひっくり返し、1~2分焼く。
※お好みでトマトケチャップを添えても。

関連記事「「低栄養」を防ぐ! たんぱく質が上手にとれる卵、牛肉、鶏むね肉のおかずレシピ」
 

 

卵料理 一番よく作るのは何?

先に述べた卵に関するアンケートでは、卵料理についても興味深いデータが出ています。

例えば、卵料理の平均喫食回数は、全世代では週に4回。最もよく食べるシーンは「朝食」で、42.2%。慌ただしい朝でも、卵で効率よく健康的な食事を心がけている人が多いのがわかります。

直近3か月以内に作った卵料理を聞いた質問では、トップが「目玉焼き」で64.1%、2位が「ゆで卵(煮卵を含む)」で58.9%という結果に。手間をかけずに作れる王道メニューが、やはり人気のようです。

毎日が発見ネット様_たまご白書2018データ-(1)-2.jpg出典元:キユーピー(株)たまご白書2018

 

ここで、卵と黒酢を使ったヘルシーでおいしい「黒酢煮卵」の作り方をご紹介しましょう。

nitamago.jpg「黒酢煮卵」

1個分77kcal 塩分0.3g

【材料】(4個分)
卵....4個
めんつゆ(2倍濃縮)...100ml
黒酢...50ml

【作り方】
1. 鍋に水5カップ(分量外)を入れて沸騰させ、お玉で卵を入れ中火で6分ゆでる。ボウルに水と氷(分量外)を入れて氷水を用意し、卵がゆだったら氷水に移し、3分浸ける。
2. 卵の上下を軽く打ちつけてひびを入れた後、周りにもひびを入れて、むきやすくする。
3. 再び氷水に入れ、水の中で殻をむく。
4. 600~700ml容量の容器に卵を入れ、上にペーパータオル1/4枚をかぶせ、めんつゆと黒酢を混ぜてかける。ふたをして、冷蔵庫で2時間以上漬けてできあがり。

関連記事「人気の味つけ卵を黒酢で作る! さっぱりおいしい「黒酢煮卵」の作り方」
 

 
子どもが好きな卵料理&スイーツは?

アンケートでは、調査対象外である子どもにも目を向けた質問が出されました。
「子どもが好きな、または食べさせたい卵料理は?」の問いには、「オムライス」が61.4%と最も高く、「卵焼き(厚焼き卵、だし巻き卵を含む)」が45.9%で次点に。また、同様に「子どもが好きな、または食べさせたいスイーツは?」の問いには、「プリン」が56.4%で首位、2位には「パンケーキ・ホットケーキ」が51.8%で選ばれました。

卵を使った料理は多くありますが、子どもが喜ぶメニューは、今も昔も変わらないのですね。

毎日が発見ネット様_たまご白書2018データ-(1)-3.jpg出典元:キユーピー(株)たまご白書2018

 
ところで、パンケーキを作るときに、ある意外な調味料を少し入れるだけでふんわり度が劇的にアップするのをご存知でしょうか? それはなんと「マヨネーズ」です!
ホットケーキミックス150gに対し、マヨネーズ大さじ1と1/2を混ぜてから焼いてみてください。そうすると、まるでカフェで食べるような、ふんわり柔らかなパンケーキに仕上がるのです。

hotcake1.jpg出典元:キユーピー(株)「8つの裏ワザでおいしさ∞」


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私たちの食生活に欠かせない「卵」。ぜひ上手に使って、健康的な日々を過ごしましょう。

 
文・白神雅子

 

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