冷やしていただくのも美味! 毎朝食べたい世界一のフレンチトースト/ふたりのごはん(4)

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日々健康で明るく過ごすための源となるのは、「食べ飽きないふだんのごはん」。ですが、飾らない家庭料理ほどごまかしがきかず、意外と難しいですよね。新鮮な素材選び、調理のひと手間、火加減......。特別な素材や技術がなくても、ほんの少しの工夫で、ぐっとおいしく仕上がるものです。

本書『ふたりのごはん』では、ホテルオークラ元総料理長の根岸規雄さんと料理研究家の石原洋子さんご夫妻が、日々の食卓を紹介。旬の素材を基本的な調味料でおいしくいただくアイデアの数々を学び、シンプルかつ豊かな食生活を楽しみましょう。今回は4回目です。

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前の記事「夫はカリッ、妻はふんわり。朝食の主役はこだわりのパン/ふたりのごはん(3)」はこちら。

 

やわらかでクリーミーな極上の味

 

〈フレンチトースト〉
フレンチトーストはホテルオークラの看板メニューです。以前アメリカの大統領が来日したときにお出ししたら「世界一の味」とおほめの言葉をいただき、それ以来フレンチトースト目当てでいらっしゃるお客さまが増えました。我が家でも、ときどきオークラ時代の方法でフレンチトーストを作ります。分厚い食パンを、前の晩から卵液に浸し、じっくり焼くのがポイント。牛乳と卵と砂糖だけのシンプルな味ですが、ちょっとしたコツで絶品になりますね。ここでは、ホテルでしたようにパンの耳は切ってふわふわに仕上げましたが、ご家庭では手軽に耳つきで作っても、おいしいと思います。(規雄)

【材料】(2〜4人分)
食パン(4枚切り)...2枚
〈浸け込み液〉
・牛乳...400ml
・卵...2個
・砂糖...30g
サラダ油...少々
〈お好みで〉
・メープルシロップ、バター、ラズベリー、ブルーベリー、スペアミント...各適量縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p027_01.jpg

【作り方】
1. パンは耳を切り、半分に切る。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p027_02.jpg
2. ボウルに浸け込み液の卵を割りほぐす。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p027_03.jpg
3. 牛乳、砂糖を加えて混ぜ合わせる。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p027_04.jpg
4. 3の浸け込み液を一度こす。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p028_01.jpg
5. パンを浸け込み液に浸す。途中一度返す。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p028_02.jpg
6. 一晩浸ける。液がほとんどなくなった状態にする。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p028_03.jpg
7. フッ素樹脂加工のフライパンに、油をキッチンペーパーにつけたもので軽く塗り、6のパンを並べて弱火で6〜7分焼く。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p029_01.jpg
8. 片面が焼けたらひっくり返す。崩れやすいので手でていねいに。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p029_02.jpg
9. ふたをして弱火で6〜7分焼く。焦げつかないよう注意する。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p029_03.jpg
10. 色よく焼き上げる。※器に盛り、バター、季節のフルーツなどを盛り合わせ、メープルシロップを添える。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p029_05.jpg

 

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お好みで夏は冷たく冷やし、サラダ菜をたっぷり添えた冷フレンチトーストで、別な味わい方を楽しむことができます。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p030_01.jpg
パンの耳はおやつに
切り取ったパンの耳はグラニュー糖や粉チーズをふって、オーブントースターでこんがり焼くとおやつに。残さずいただくのが根岸流。縺オ縺溘j縺ョ縺薙y縺ッ繧鍋判蜒・futarigohan_p030_02.jpg

 

次の記事「卵の味を生かす究極の調理法! トロトロ卵のオムレツに挑戦/ふたりのごはん(5)」はこちら。

撮影/南雲保夫

根岸規雄

1941年、埼玉県生まれ。東京YMCA国際ホテル専門学校卒業後、ホテルオークラ東京の料理人に。開業以来50年にわたり腕をふるい、第四代総料理長(2001〜2009年)を務める。フランス農事功労賞シュバリエ受章。現代の名工受賞。学校法人北陸学園理事。著書は『ホテルオークラ総料理長の美食帖』(新潮新書)。


石原洋子

料理研究家。自由学園に学ぶ。卒業後は、家庭料理、中国料理、フランス料理など各分野の第一人者に学び、料理家のアシスタントを務めたのち独立。自宅で開く料理教室は40年以上になる。確かな技術に基づく指導に定評があり、テレビや雑誌などで活躍中。著書は『本当は秘密にしたい料理教室のベストレシピ』(朝日新聞出版)ほか多数あり。

 

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『ふたりのごはん』

(根岸規雄、石原洋子/KADOKAWA)

朝食は「世界一のフレンチトースト」。ホテルオークラ東京で総料理長を務めた夫と、メディアでも活躍する料理研究家の妻。食を極めたシニア夫婦が綴る、"ふだんのごはん"の数々。日々試したい献立から、常備菜や保存食、キッチン道具の話まで、食生活を豊かにするヒントが満載。

この記事は『ふたりのごはん』からの抜粋です
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