もちろん、生後の生活環境や教育も男らしさには関わってきますが、生前から男女の方向性を決めるのにもテストステロンが大きく関与しているのは間違いなさそうです。
そんなテストステロンも、年を重ねると共に減っていき、強いストレスがかかると年齢に関係なく激減します。糖尿病やがんなどの病気や抗がん剤や抗うつ剤での治療も、テストステロンを減らす原因になります。
繰り返しになりますが、たとえるなら、テストステロンは車のエンジンオイルのようなもの。欠乏してくると、スピードは出ないし、なんとか走っていても、悪天候やデコボコ道ではダメージを受けやすく、事故を起こしかねません。どんなに磨き上げた車体にパワフルなエンジンがあっても、肝心のエンジンオイルがなければ、快適なドライブはできず、いずれ止まってしまうでしょう。これは、中高年以降の男女共にいえることです!