分配や共有といった意味を持ち、シェアハウスやシェアカーといった言葉も生まれている"シェア"。世の中にはさまざまな"シェア"が溢れています。しかし人によって許せるラインは違ってくるはず。今回はそんな"シェアできる範囲"についてみていきましょう。
どこまでなら他人とシェアできる?
今年7月に放送された「バラいろダンディ」(TOKYO MX)では、「他人とシェアするのが嫌なモノ」が話題になっていることを特集。シェアするのが嫌なものとして、「ソフトクリーム」「共同浴場のイス」「脱衣所の足拭きマット」などが紹介されました。
番組が行った街頭調査では、「ストロー」「イヤホン」「公衆電話」といった意見も。「革製のソファ」をシェアするのが嫌だという女性は、汗がついた手や携帯を触った手でソファを触っているのが嫌なのだそう。
また番組内ではMCの阿部哲子さんが、自分の噛んでいたガムを恋人が食べた経験があると暴露。食べかけのガムを普通に噛み始めた彼氏を見て、「嫌だなぁ」と思ったと明かしました。これには出演者も「え~~!?」「彼もなかなか...」「なんか性癖じゃないですか?」と驚愕。
出演者の遠野なぎこさんは基本的にすべてのものをシェアしたくないと言いつつも、「共同浴場とかに行ってそういうのに文句を言うって感覚はわからない」「だったら自分で持ってけばいいじゃないですか」と発言。これには視聴者からも「遠野さんが言ってることすごくよくわかる。文句言うなら自分で用意していけばいいのに」「嫌な気持ちはわかるけど、どうしようもないでしょってなるよね」と共感の声が上がっています。
すき焼きの卵はシェアNG派が多数!?
ネット上の掲示板では他にも、「ウォシュレットはなんか汚い気がして無理」「共有用の目薬が会社に置いてあったけど、正直ドン引きしてしまった」「ドラッグストアとかにおいてあるテスター品。誰が使ったかわからないし」「病院とかマッサージ店に置いてあるサンダルは、水虫の人が履いてるかも...って思ってしまう」「一口ちょうだいを全人類ができると思わないで欲しい」といった意見が。
またすき焼きの際につけ汁に使う卵のシェアには、「鍋のつゆ余ったから鍋に戻す人と同じようなもの」「食べ物系はさすがにきつい」「ちょっとしたシェアならいいけどすき焼きの卵まで行くとがっつりシェアしてる感が無理」と批判的な人が多いようです。
"シェアできる範囲"は人によってさまざま。だからこそ、相手に嫌な思いをさせないよう気をつけたいですよね。
文/藤江由美