それがなかったら、必要な情報を得るために時間がかかって、命が助からなかったかもしれないと。
さらに面白かったのが、エストニアの大学では卒業証書にもそのコードが記録されたチップが埋め込まれているのです。卒業証書は卒業証明書でもあるというわけで、チップで確認が取れるので経歴詐称なんてできないんですよ。すごいですよね。
日本ではマイナンバー制度に対して、個人情報の扱いなどから不安を感じている方も多くいらっしゃると思います。マイナンバー制度とマイナンバーカードの違いをご存じない方も多いのですが、マイナンバーをもっと活用しましょうというのと、マイナンバーカードを持ちましょうというのとは別の話なんです。
カードを持つ不安もあれば、エストニアのような情報の一元化がもたらすメリットが受けられない不安というのもあるんですね。
マイナンバーに限らず、コロナウイルスとワクチンのこと、放射能のこと、最近ではチャットGPTなどもそうですが、何でも正しく知って、正しく怖がるということが大事だと思いますね。なんとなく不安という気持ちの根底には、薬の効能よりも先に副作用を気にしてしまう国民性もあるのかなと思います。やはり自分で判断していく姿勢が大切かなと思います。