物置部屋の片づけ法。収納のコツは「定期的な見直し」にあり/快適に変える収納レッスン

総括 本日のポイントは......

(1)毎日繰り返す生活動線は、できるだけ短くしよう

毎朝着替えるたびに部屋間を大移動していたり、外出準備に必要なモノをあちこちから集めていたり。

無自覚な動線のムダは案外潜んでいるものです。

自分の毎日の行動を人に説明すると、「あれ?」と気づけることがあるかも。

間取り図をみながら自分の動きを振り返ったり、一つの行動を実況しながら動きに無駄がないか探ってみるのもよいと思います。

(2)収納には、一等地とそうでない場所がある

生活動線上アクセスの良い場所=一等地には、皆がよく使うモノを積極的に配置しましょう。

アクセスが悪かったり、奥まっていて取りにくいなど障害がある場所=一等地でない場所には、出し入れの頻繁ではないモノをあてがいましょう。

写真:林ひろし イラスト:ヨシイアコ

【まとめ読み】「快適に変える収納レッスン」記事リスト

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さまざまな間取りで暮らす5組のお宅を著者がコンサルティング。実践的な整理収納術はあなたの家でもすぐに試せます

 

本多さおり(ほんだ・さおり)
生活重視、ラク優先の整理収納コンサルタント。暮らしをラクに回す工夫に日々想いをめぐらせて、心地よい暮らしを探求している。夫、長男(5歳)、二男(3歳)の4人家族。2019年に中古マンションを購入し、家事がラクで家族みんなが暮らしやすい家を目指してフルリノベーションした。

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『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』

(本多さおり/宝島社)

人気整理収納コンサルタント・本多さおりさんが、5軒のお宅をコンサルティングした実際のやりとりを収録。暮らしのお困りごとに対して、具体的なテクニックや考え方を対話形式で紹介しています。詰まっているのは、多くの人にとって参考になる「収納の知恵」。本多さん自身が最近取り入れた収納の工夫や、テクニックや段取りの背景にある哲学もつづられています。

※この記事は『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(本多さおり/宝島社)からの抜粋です。
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