物置部屋の片づけ法。収納のコツは「定期的な見直し」にあり/快適に変える収納レッスン

おうち時間が増えた今こそ、収納を味方にして暮らしをもっと心地いいものに! 「常に今の快適を考え、収納を更新することが大事」というのは、人気整理収納コンサルタント・本多さおりさん。5軒の家庭で行ったコンサルティングの様子を対話形式でまとめた著書『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(宝島社)から、3LDKで3人暮らしをする家庭でのアドバイスの一部をご紹介します。

【前回】モノだらけで使いにくいキッチンの改善ポイントは「配置変え」/快適に変える収納レッスン

【最初から読む】66平米のマンションで3人暮らし、モノが多くてどうすれば・・・

物置部屋の片づけ法。収納のコツは「定期的な見直し」にあり/快適に変える収納レッスン 175-006-042.jpg物置き小屋と化しがちな将来の子ども部屋。定期的にモノを見直して、溜めすぎないことが大切です

◆相談者
高橋まりあさん
年齢:33歳
職業:パート
家族構成:夫、息子(3歳)
間取り:分譲マンション/3LDK(66平米)
「居心地よくしたいのに、家の中にストレスがいっぱいです」。3人暮らし、66平米のマンションに引っ越して1年強。とりあえずで入れたままの収納やモノが使いにくいとお悩みです。

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空き部屋(将来の子ども部屋)問題

夫妻 将来子どもの部屋にするつもりですが、現状物置き部屋になってしまって目にするたびストレスです。

本多 空き部屋の物置き化は起こりがちです。でも、床が見えているから大丈夫! 本気を出せばすぐにカタがつきそう。

夫妻 実は昨日、もう使わないだろうと見切りをつけたものは捨てたんです。今ここに残っているのは、クリスマスツリーなどオフシーズンの大物、BBQコンロなどアウトドアグッズ、サーフィンやスノボの板、木馬やすべり台といった子どもの遊具です。

本多 大物ばかりだから量が多いように見えるけど、そうやってすぐに説明できるのは整理できている証拠ですね。子どものモノはいずれ不要になるし、今使う予定がない部屋ならさほど問題視しなくてもいいような。

 たしかに昨日片付けたから、気持ちも多少スッキリしてるよね。

本多 空き部屋は使わないモノの巣窟になりがちなので、そうやって時折見直しをして、コトが大きくならないようにしたいですね。定期的にモノを把握して処分していれば、いざ子ども部屋にするときもスムーズかと思います。とにかくいずれは「どうにか」するのだから、早く対処すればその分、家にモヤモヤした部屋がない状態で過ごすことができます。

 どうしても、置く場所があるから取っておこう、という気になってしまいますね。趣味のボードなど実家に置くことも考えましたが、取りに行くのが面倒でボードをしなくなりそうだし。まあ子どもが小さいうちはしないと思うのですが。

本多 物置き部屋からよく出てくるのが、以前使っていた家具と、以前使っていた趣味のモノです。だいたいの場合、もう使われないんですよね。もし使うときがきたとしても、古いデザインの劣化したモノよりも、その時代やそのときの好みに合った新しいモノを選び直したほうがいいんじゃないかと思います。空き部屋にモノを置きたいときは、なるべくその部屋の収納の中に収めることを推奨します。この部屋のクローゼットには今、買い置きの水や防災用品がありますね。大きい収納に細かいモノをまとめるのも便利ではありますが、棚板を取ればボードなどの大物が入ります。モノが部屋にあふれ出すと、キリがなくなってしまいがちなので。

【次ページ:リビングの細かいモノこそ、所在を明確に】

 

本多さおり(ほんだ・さおり)
生活重視、ラク優先の整理収納コンサルタント。暮らしをラクに回す工夫に日々想いをめぐらせて、心地よい暮らしを探求している。夫、長男(5歳)、二男(3歳)の4人家族。2019年に中古マンションを購入し、家事がラクで家族みんなが暮らしやすい家を目指してフルリノベーションした。

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『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』

(本多さおり/宝島社)

人気整理収納コンサルタント・本多さおりさんが、5軒のお宅をコンサルティングした実際のやりとりを収録。暮らしのお困りごとに対して、具体的なテクニックや考え方を対話形式で紹介しています。詰まっているのは、多くの人にとって参考になる「収納の知恵」。本多さん自身が最近取り入れた収納の工夫や、テクニックや段取りの背景にある哲学もつづられています。

※この記事は『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(本多さおり/宝島社)からの抜粋です。
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