人のことを考えずに身勝手な行動ばかりしていると、後で必ず報いを受ける...大小の差はあれど、多くの人がそんな経験をしているのでは? その行動が悪ければ悪いほど、報いは大きくなる...自業自得で、とんでもない報いを受けた人たちの5つのエピソードをご紹介します。
1.誰かに愛されたのかな...傲慢に生きて孤独に死んでいった元上司
「25年前、Aさんという上司に出会いました。傲慢な性格からトラブルも多く、部下も好き嫌いで扱いを変えていました。私は嫌われていた方で、ストレスから過呼吸を起こしたこともあります。Aさんが独立すると聞いたときはホッとしましたが、数年後、Aさんは死後一週間経った状態で発見されました。孤独死だったようです。死に様には生き方が現れると言いますが、同僚たちが誰も葬儀に行かないのを見て、Aさんのようにはなるまいと思いました」(しらたまさん、47歳)
Aさんは自分の思うがままに生きたのでしょうね...その結果、元同僚からも惜しまれずに亡くなった。何ともやり切れない話です。
2.町内の和と秩序を乱しまくった隣人が町を出て行った理由とは?
「私が住む町内に引っ越してきたK一家。いい加減でわがままな彼らは、ゴミ出しも適当で生活態度も最悪。滞納した料金を徴収に来た人を奥さんが『私はただの留守番』といって追い返していたこともあります。しかしコロナ禍のある日、テレワークで出勤日を忘れたご主人を呼びにきた同僚を奥さんが追い返したことで、勤務時間中に遊んでいたことが発覚。これがきっかけで普段の態度も問題視され、左遷され町を出ていくことになりました」(まるおじさん、52歳)
町内のみんなに迷惑をかけていたK一家に、天罰が下ったとしか思えません。これに懲りて、普段の生活態度も含めて改めてくれれば良いのですが...。
3.塾内窃盗犯を罵った塾長一家に帰ってきた特大ブーメラン
「働いていた学習塾の塾長は、パワハラ体質な人でした。繰り返される暴言にみんながうんざりしていたある日、生徒の靴が取り違えられる事件が発生。サイズも違うし間違えた生徒か家族が気づくだろうと塾長も言っていましたが、一向に犯人は分からず...塾長も奥さんも『子どもの靴が違うことに気付かないなんて、図々しくて悲しい家庭だ』と罵っていましたが、何と犯人は塾長の娘。悪い言葉は自分に戻ってくるものですね」(ころちゃんさん、51歳)
事実が発覚した後、塾長はお詫びもしなかったそうなので、反省はしていないようですね。しかし恥をかくきっかけを作った娘をどう叱ったのか、興味深いです。
4.アラ探しばかりする上司がある日突然、職場から消えた...!
「公務員として働いていた20代の頃、私がいた部署に新しい上司が配属されました。この上司がとにかくアラ探しばかりする人で、聞かれて答えられないとねちねち嫌味を言われます。ある日もさんざん嫌味を言われ、次の日、憂鬱な気持ちで出勤すると、その上司が消えていました。恐ろしかったのは他の上司の誰もがそれについて触れず『聞くなよ』という空気が漂っていたこと。ホッとする一方で組織の怖さも感じました」(みけさん、51歳)
公務員とのことなのでいわゆる「クビ」は簡単なことではないと思いますが...その上司はよほど周囲のヒンシュクを買ってしまったのですね。スッキリする一方で背筋がスッと冷たくなる話です。
5.車の往来に迷惑な「シンボルツリー」を切り倒した意外な人物
「住宅分譲地に住む私たち。隣の家が境界ぎりぎりに植えた木の枝が道路まで伸び、往来が不便になりました。枝を切ってほしいとお願いしても、隣の一家は『シンボルツリーだからできない』の一点張り。困り果てていたらある日、何者かがその木を切り倒していました。犯人は何と、枝で車を傷つけてしまい、腹を立てた隣家の息子。隣家は大げんかになったそうですが、まさか息子に『シンボルツリー』とやらを切られるとは思わなかったようですね」(まるおじさん、52歳)
意外な人物による問題解決でしたね。しかし、こだわりを持つことは決して悪いことではありませんが、それで周囲に迷惑をかけてはいけませんね。
自滅した人たちに共通しているのは、身勝手で人の忠告に耳を貸さないこと。周りの言葉に耳を傾け、態度を改めていれば大変なことにならなかったはずです。こうならないよう、周囲に気を配りながら、相手の意見をきちんと聞けるようにしたいものです。