いよいよ「平成」が終わりを迎えます。ニッポンが駆け抜けてきたこの30年間、何が起こり、何が変わったのか......。「とらえどころのない時代」と言われがちな「平成」とは一体何だったのか、この機会にわかりやすいイラスト図解とともに振り返ってみましょう。
※この記事は『雑学ニッポン「出来事」図鑑』(KADOKAWA)からの抜粋です。
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センター試験の導入【1990(平成2)年】
共通一次に代わる新たな大学入試制度
国公立大学の受験制度において利用されてきた「大学共通第1 次学力試験(共通一次)」が「大学入試センター試験」へと改変。私立大学でもこれを利用するところがあり、多くの受験生にとって重要な位置付けとなりました。
[1979年1月13~14日]
共通一次スタート
昭和54年度大学共通第1次学力試験(第1回)が開催。以後、1990年までの11年間にわたり実施される。
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[1990年1月13日]
センター試験開始
良質な問題の確保や大学入試の多様化などへの対応を目的として、第1回大学入試センター試験が開始される。その後も、追試や得点調整、出題科目などについて随時改善がなされる。
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[2006年1月13日]
リスニング導入
英語教科にて、ICプレーヤーを用いたリスニング試験が初めて導入される。一部ではプレーヤーの不具合による再試験などの問題が起きることもあった。
リスニング用ICプレーヤー再生機能のみで、一時停止などはできない。
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