なぜ「たまった仕事」に苦しめられているのか?/仕事の渋滞は「心理学」で解決できる(1)

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毎週水、木曜更新!

今、あなたは「たまった仕事」に苦しめられていませんか? 「たまった仕事」=「仕事の渋滞」は、人の「心」の働きを理解すること、つまり 「心理学」的なアプローチですべて解消できるのです。
書籍『仕事の渋滞は「心理学」で解決できる』で、あなたの「たまった仕事」を一掃し、「仕事の渋滞」を解消して、毎日スッキリ会社に通えるようになりましょう!

◇◇◇

「たまった仕事」は、自動車を運転するときの「渋滞」のようなものです。人の「心」に大きなストレスを与え、身動きをとれなくしてしまいます。

出勤して自分のデスクにつき、まずパソコンを起動すると、メールの受信トレイにはスパムのようなメールがあふれ、たぶん大事なメールも未読のまま、全部を開いてみるだけでも時間がかかりそう......。

そもそも、デスクトップには、作成しかけのワードやエクセルのファイルがびっしり。さらにPDFや画像ファイル、はたまたパワーポイントのファイルがランダムに並び、カオスな状態。パソコン画面を見るのにうんざりして、デスクまわりに目を移すと、書類のトレイの一番上には昨日ちらっと見た自分宛の小包がのっている。その下は、未処理の書類の山。一番底には、もういつのものか分からないようなパンフレットがなぜかたまっています。

さらに、いつでも確認できるようにとデスクの上に置いた、やるべき仕事をまとめて書き出したタスクリストの項目は、減らないどころか毎日どんどん増えていきます。

引き出しの中も乱雑に詰め込まれた書類の束でいっぱい。少し前に最新式の「整理術」のビジネス書を買ったのは、こんな事態を何とかしたいからでした......。

本当は、メールの受信トレイも、パソコンのデスクトップも、デスクの書類も、タスクリストも、何もかも空っぽにして毎日スッキリ仕事に取り組みたい!
でもそんな時間はまったくとれないし、仕事はどんどん追加される......。
さらに仕事をするのがおっくうになり、面倒くさくなる......。

この本は、そんな人向けの本です。「たまった仕事」を一掃し、「仕事の渋滞」を解消する! そしてその後には「仕事をためない人」になる。それをお手伝いするための本です。仕事がたまってくると、どうしてもセルフイメージに悪影響を及ぼします。仕事をためてしまっているという事実が、自尊心をむしばむのです。

仕事をためなければ、毎日スッキリした気持ちで会社に行けると思うのだけど、現実にはすでに仕事がたまっていて、一掃できる日なんて当分やってきそうもない......。
まとめると、「仕事をためてしまう人」と「ためない人」の間には、次のような差がついてしまいます。

〇仕事をためてしまう人は、気持ちが負のスパイラルに落ち込む
〇仕事をためてしまう人は、セルフイメージが低下する
〇仕事をためない人は、毎日スッキリ会社に行ける
〇仕事をためない人は、未来の展望が描ける
〇仕事をためない人は、心が軽くなる

このような大きな差を見ると、「仕事をためてしまう人」は、はじめから能力が劣っているかのように思われるかもしれません。しかし、それは違います。「仕事の渋滞」=「たまった仕事」は、人の「心」の働きを理解すること、つまり 「心理学」的なアプローチですべて解消できるのです。「心」の働きにかなったやり方さえ分かれば、苦労せず身軽に毎日を過ごすことができるようになります。

本書ではまず、「仕事の渋滞」の原因と、仕事をためないための仕組み作りについて解説します。
続いて、人の「心」の働きに注目し、たまってしまった仕事を少しずつ処理していく方法を示します。
さらに、仕事をためないということのモチベーションを高める考え方を紹介し、最後に、それでも仕事がたまってしまうという方への処方箋を述べようと思います。

「仕事をためないなんて、無理な話だ! 自分の会社で働いてみれば、それは考えるまでもなく明らかだ」
そういう人もいるでしょう。
しかし、どんなに「渋滞」が確実と思われる道路であっても、ちょっとした原因が取りはらわれれば、新しい視界が開けてくるものです。その視界で見れば「仕事をためないなんて無理な話だ」と、思わなくなるかもしれません。

「渋滞」を抜け出し、スイスイ仕事が進む! 仕事をためずに仕事ができる! そういう仕事のスタイルは、かならず存在します。

今日から、あなたは仕事をためない人になれるのです!

 

次の記事「仕事がたまるのは能力ではなく「心」の問題/仕事の渋滞は「心理学」で解決できる(2)」はこちら。

佐々木正悟(ささき・しょうご)

心理学ジャーナリスト。「ハック」ブームの仕掛け人の一人。専門は認知心理学。1973年北海道旭川市生まれ。97年獨協大学卒業後、ドコモサービスで働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、04年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。帰国後は「効率化」と「心理学」を掛け合わせた「ライフハック心理学」を探求。執筆や講演を行う。著書に、ベストセラーとなったハックシリーズ『スピードハックス』『チームハックス』(日本実業出版社)の他に『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』(KADOKAWA)、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』(ソーテック)など。また、共著に『iPhone情報整理術』(技術評論社)がある。ブログ「作家のライフハック」twitter「佐々木正悟@シゴタノ!

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『仕事の渋滞は「心理学」で解決できる』
(佐々木正悟/KADOKAWA)


働く人が自分の仕事とそれにかかる時間を、自分でコントロールできるようになる方法を伝授する1冊。心理学ジャーナリストの著者ならではの知見を活かした、読者がすぐ実践できるユニークなメソッドを提示します。この本を読めば、仕事のストレスを抱え込んでしまう状態から脱し、心身の健康をとり戻し、毎日スッキリ会社に通えるようになれます!

この記事は『仕事の渋滞は「心理学」で解決できる』からの抜粋です

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