2019年はどんな一年になる?開運のポイントは?陰陽五行説に物理学や心理学を加え、社会現象の予想では驚異の的中率を誇る「社会運勢学」で読み解いていただきましょう。社会運勢学会理事の山口知宏(やまぐちともひろ)さんに伺いました。
これまでとは次元の異なる、予想のつかない現実に直面
「社会運勢学」は、単なる占いとは全く異なり、「十干(じっかん)」「十二支」「九星(きゅうせい)」で構成される陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)です。さらには、物理学や心理学にも視点を広げ、その社会現象の予測は驚異の的中率を誇ってきました。私たちの運勢は、個人を取り巻く環境に大きく左右されるため、社会動向を知ることが開運の第一歩になります。
2019年は、物理学用語で「特異点」と訳される「シンギュラー・ポイント」の3年目を迎えます。
日本では、平成という時代が終わり、新しい元号が制定され、そして2020年には東京オリンピックを迎えるなど、歴史の節目になるような出来事が待ち受けています。
世界では、イギリスのEU離脱やAI(人工知能)の爆発的発展など、これまでの世界では「非常識」とされていたものが、「常識」になっていこうとしています。
今までの生活を見直し、大事なものを見極める
2019年の十干は「亥(いのしし)」で、木偏をつけると「核」になります。つまり、種(コア)のことで、いちばん大事なものとは何かが問われる時が来ます。それに備えて、いま話題の「終活」をしたり、物だけではなく、なんとなく続けていた習い事など、本当に必要かどうかを見極める作業が不可欠。
「九星」は八白土星の気が満ちて、時代の転換点を迎えます。大きな変動の可能性を持ちながらも、改革のために、いままで進んできたものが一度止まることが予見できます。2019年は紆余(うよ)曲折の多い一年となるでしょう。
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