ヨーグルトダイエットを効果的に行うコツを紹介! 腸内環境を整えて目指すは「やせ体質」!

ヨーグルトダイエットとは、乳酸菌やビフィズス菌の力を活用して、腸内環境を整えてキレイにやせることを目指すダイエット方法です。やせる以外にも、便秘が改善されたり美肌になったりと、うれしい効果が期待できます。

そこで、ヨーグルトダイエットの驚くべき効果をはじめ、その効果を最大限に引き出すヨーグルトダイエットのコツも合わせて解説します。ポイントをしっかりつかんでから、ヨーグルトダイエットを始めましょう!

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ヨーグルトダイエットの効果

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ヨーグルトダイエットとは、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌の力を活用するダイエット方法のことです。

乳酸菌やビフィズス菌は、体にうれしい作用をする善玉菌の仲間。

善玉菌を体に取り入れると腸内環境が整い、やせやすくなったり免疫力がアップしたりと、さまざまな効果が得られるといわれています。

ただし、ヨーグルトを食べるだけでは、残念ながらダイエット効果は期待できません。

ヨーグルトダイエットを成功させるには、食事でバランスの良い栄養を摂取することも意識しましょう。

ここからは、ヨーグルトダイエットで期待できる5つの効果を紹介します。

■太りにくい体が手に入る

ヨーグルトを食べ続けることで、太りにくい体が手に入るかもしれません。

ヨーグルトを食べて腸内環境が整うと小腸の働きがよくなり、栄養素の吸収率が高まります。

すると、血液を通して体の隅々まで栄養が行き渡るため、基礎代謝量がアップする効果が期待できます。

基礎代謝とは、人間の生命活動に使われる必要最低限のエネルギーのことです。

私たちの体は体温を維持したり心臓が動いたり、呼吸をしたりするだけでもエネルギーを消費しています。

基礎代謝量が高まると、特別な運動をしなくてもこれまでよりもエネルギーが消費されるため、太りにくい体になります。

■便利や下痢になりにくい

ヨーグルトを食べ続けると腸内環境が整っていくため、便秘や下痢といった症状に悩まされることが少なくなります。

そもそも腸内には、約1000種、100兆個ともいわれる細菌が存在しています。

これらの細菌は、体に良い働きをする善玉菌、体に悪い働きをする悪玉菌、どちらでもない日和見菌の3グループに分類されます。

中でも日和見菌は、善玉菌と悪玉菌のうち、腸内で数が優位となっているほうの味方となります。

悪玉菌が多い状態だと、日和見菌も体へ悪さをするようになり、便秘や下痢などが起こっておなかの調子が悪くなりやすくなります。

反対に善玉菌が増えると、日和見菌も体に良い作用をするようになり、悪玉菌の侵入や増殖を防いでくれる上、腸の運動を促しておなかの調子を整え、便秘や下痢も起こりにくくなります。

腸内細菌のバランスは、悪玉菌より善玉菌が増えた状態がベストですが、食生活の乱れやストレスで悪化してしまうほどデリケートなものです。

ヨーグルトを日常的に食べることで、繊細な腸の健やかな環境をサポートしてくれるでしょう。

■肌がきれいになる

腸内環境は肌の状態とも密接に関係しているため、ヨーグルトを食べて腸内環境が整うと、肌がきれいになるといわれています。

反対に腸内環境が悪いと、腸の状態が「肌トラブル」として現れてしまうことも。

悪玉菌が多い腸内環境では、腸でアンモニアやフェノール、硫化水素といった腐敗物質がたくさん作られている状況です。

特に便秘の場合、これらの腐敗物質が排出されず、腐敗物質が腸に長い時間、留まっています。

腸にたくさん留まっている腐敗物質は腸管から吸収され、血管を通して全身へ運ばれ、肌にも到達します。

これが肌から排泄されるときに刺激となり、肌トラブルが引き起こされてしまうのです。

ヨーグルトを食べて善玉菌が増えれば腸内環境が整い、腐敗物質は生産されにくくなります。

さらに便が排泄されやすい状態となるため、肌への悪影響も少なくなるでしょう。

日ごろから肌質が気になる人は、もしかしたら腸内環境が悪化しているかもしれません。

ヨーグルトダイエットを機に、腸内環境の改善から始めてみましょう。

■免疫力が上がり、花粉症予防にもつながる

ヨーグルトダイエットを通して腸を健康的に保つと、体の免疫力アップにつながります。

「腸は体内で最大の免疫器官」と言われているのをご存じですか。

胃や腸は、口から入った飲食物を消化し吸収する器官です。

ただし、口から体内に入ってくるものは飲食物だけではありません。

さまざまな細菌やウイルス等も侵入してきます。

腸はこのような体にとっての外敵の影響を受けやすいため、腸には免疫機能が備わっています。

実際に、免疫に関連する細胞の60%以上は腸に存在しています。

だからこそ、腸内環境を健康に保つことが免疫力のアップにつながるのです。

免疫力がアップすると、病気にかかりにくくなる効果が期待できます。

しかも、腸内環境が整うと免疫システムのバランスも良くなるため、免疫機能の暴走によって発生する花粉症も予防できるのだそう。

■ストレスの耐性が上がる

腸内環境は、心の状態にも大きな影響を与えることが分かっています。

その効果の一つとして挙げられるのが、自律神経が整うことです。

自律神経は、私たちが活動モードのときに活発になる「交感神経」と、休息モードのときに優位となる「副交感神経」の2つで成り立っています。

もともと腸は、副交感神経が優位になるタイミングで働きが活発になる器官です。

副交感神経が優位になるタイミングは、リラックスしてる時や寝ている時など。

そういったタイミングでも、ストレスなどによって交感神経が優位となり自律神経のバランスが乱れると、腸の働きが悪くなって腸内環境も乱れやすくなります。

反対に、腸内環境が整うことで副交感神経の働きが優位となり、リラックスした状態を導けるという研究もあります。

このように自律神経と腸は、双方に密接な関係があるのです。 

さらに腸は、神経伝達物質「セロトニン」のほとんどを作る器官でもあります。

セロトニンは気持ちを安定させ、心を穏やかにする神経伝達物質であることから、別名「幸福ホルモン」と呼ばれています。

腸内環境が整っている状態だと、セロトニンが適切に作られて脳へ運ばれるため、不安やイライラが減少するのだそう。

そのためヨーグルトダイエットで腸内環境が整えば、ストレスを和らげる効果も期待できるでしょう。

 

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