トッピングでヨーグルト効果が倍増!? 一緒に摂りたい食品6選
ヨーグルトダイエットでは、シンプルにヨーグルトだけで食べても良いのですが、より効果を実感したいときや、味に飽きてしまったときはトッピングも楽しんでみてください。
ここではヨーグルトダイエットにおすすめのトッピングを紹介します。
■バナナ
ヨーグルトダイエットの定番トッピングといえばバナナです。
バナナは水に溶けにくい不溶性食物繊維と、水に溶けやすい水溶性食物繊維、どちらも含んでいるところため、バナナだけでも整腸に作用します。
腸まで届くオリゴ糖を含んでいる点も、ヨーグルトと相性が良いポイントです。
腸に届いた食物繊維とオリゴ糖は、乳酸菌やビフィズス菌のエサとなり、菌の数を増やすのに役立ちます。
その結果、腸内環境が良好な状態に保たれるのです。
バナナにはさらに、ビタミンB群やビタミンC、鉄、必須アミノ酸のリジンなど、糖質の代謝や脂肪の燃焼に関連する栄養素も多く含まれています。
食べる量は1日1本程度を目安にしましょう。
■はちみつ
はちみつもヨーグルトと相性の良い食材です。
砂糖の代わりに使われることも多いはちみつには、オリゴ糖が豊富に含まれており、前述の通りオリゴ糖は善玉菌のエサとなります。
腸内の善玉菌の増殖をサポートしてくれるでしょう。
ヨーグルトダイエットにはちみつを取り入れるときは、1日30g(大さじ2杯程度)を目安にしましょう。
1日40g以上を摂取してしまうと糖分が過剰となってしまうため、控えるようにしてください。
■リンゴ
リンゴに含まれる食物繊維も、バナナと同様に水溶性と不溶性の2種類です。
両方の食物繊維がバランス良く含まれています。
リンゴに含まれる水溶性食物繊維のペクチンも、乳酸菌のエサとなるため、腸の働きの活性化につながるでしょう。
リンゴの1日の摂取量は、1玉の2分1が目安です。
カロリーや糖質を適量に抑えるため、1日のうち他の果物も食べるときは合計200g以内に留めましょう。
■おから
豆腐を作るときに出る大豆の絞りかすの「おから」は、卯の花などのおかずに使われるイメージがありますね。
実はヨーグルトダイエットにも推奨されています。
理由は、おからには食物繊維が豊富に含まれているため。
低カロリーかつ低糖質で、たんぱく質等の栄養が多い点もダイエットに向いています。
ヨーグルトにトッピングするときは、しっとりとした生のおからではなく、乾燥させたおからパウダーが便利です。
おからパウダーとヨーグルトを一緒に摂取すると、腸の働きが整いやすく、生活習慣病対策やアンチエイジング対策の効果も期待できます。
■米ぬか
日本に古くから伝わる健康食材の米ぬかも、ヨーグルトのトッピングにおすすめです。
米ぬかには食物繊維やビタミン・ミネラルがたくさん含まれています。
強力な抗酸化作用がある、フェルラ酸やオレイン酸といった独特の栄養素も豊富。
整腸作用はもちろん、美容効果や免疫力アップも期待できる食材です。
米ぬかは炒って食べるのが一般的ですが、近年はそのまま食べられる米ぬかパウダーも登場しています。
ぜひヨーグルトにかけて食べてみてください。
はちみつも合わせると、オリゴ糖の効果でさらなる整腸効果に期待できます。関連記事:こうやって生活に取り入れて! 健康ダイエットのために医師が実践する「米ぬかパウダー活用術」
■黒酢などに含まれる酢酸菌
ダイエットしながら免疫力もサポートしたいときは、酢酸菌を含むお酢をヨーグルトにトッピングしましょう。
酢酸菌は乳酸菌と一緒に摂ると、免疫細胞を活性化させることが分かっています。
ただし、市販されている透明なお酢には、酢酸菌は含まれていません。
ヨーグルトダイエットにおすすめなのは、黒酢やにごり酢、バルサミコ酢です。
小さじ1杯分をヨーグルトに加えて食べるようにしてください。関連記事:ヨーグルト+お酢で免疫細胞を活性化! 医師が勧める「腸内環境を整える食事」
ヨーグルトメーカーもおすすめ! 自分好みのヨーグルトを探してみよう
ヨーグルトダイエットは善玉菌によって腸内環境が整い、さまざまな効果に期待できるダイエットです。
やせ体質はもちろん、美肌や免疫力アップ、メンタルの安定も目指せるため、一時的ではなくこれからも健やかで美しくありたいなら、ぜひ取り入れていきましょう。
ヨーグルトダイエットのコツは、自分に合った乳酸菌やビフィズス菌の種類を見つけること。
体に合う菌が分かったら、ヨーグルトメーカーを使って自分で作るのもおすすめです。
手作りだから自分好みのヨーグルトを作れる上、費用も節約できます。
ヨーグルトの消費量が多いご家庭ほど早く元を取れるため、コスパ良くダイエットにも取り組めますよ。
市販品を買うにしても手作りするにしても、まずは自分に合ったヨーグルト選びから始めましょう。