ピクルスに酢の物。たっぷり野菜+黒酢で作るヘルシーレシピ

近年、黒酢が注目を集めています。「黒酢はお酢の中でも特に健康に貢献してくれるお酢です」と話すのは、料理研究家で管理栄養士の村上祥子さん。必須アミノ酸9種を全て含むほか、ビタミンやミネラルも豊富です。黒酢を手軽に摂れて、簡単に作れるレシピを教えてもらいました。

 
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1日大さじ1杯の黒酢で元気に!

黒酢が人気を集めているのは、他のお酢よりも豊富にアミノ酸を含んでいて、なおかつ必須アミノ酸9種類を全て含んでいるためです。アミノ酸は臓器や筋肉、骨、皮膚など、私たちの体を作るための基礎となる大切な成分ですが、9種類全てがそろって初めて機能します。また黒酢にはビタミンやミネラルも豊富です。

食べたものをエネルギーに代えるのが、「クエン酸回路」ですが、これが活発に働くと、疲れにくい体になります。お酢には酢酸が多く含まれ、体内でクエン酸に変化してクエン酸回路を活発にします。昔は酢の物や酢みそあえなどを日常的に摂っていたのですが、健康ブームでさまざまな食材が注目を集める中、お酢は1人当たりの消費量が年々減少しています。

ですが、意識してお酢を摂るようにすると、疲れ知らずで過ごすことができ、さらに高血圧や脂質異常症(高脂血症)、糖尿病の改善にも効果的です。毎日大さじ1杯の黒酢が健康な体作りを支えてくれるので、積極的に摂りましょう。

 

1811p040_01.jpg好みの野菜を漬けても!
「カラフルピクルス」

1人分29kcal/塩分0.6g
冷蔵で2カ月保存可能

【材料】(4人分)
大根...200g
にんじん...30g
赤ピーマン...1個
ピーマン...1個
きゅうり...1本
A ローリエ...1/4枚
 シナモン棒...2㎝
 黒酢...1/2カップ
 砂糖...1/2カップ
 水...1/2カップ
 塩...小さじ2

【作り方】
1 大根、にんじんは皮をむき、1㎝幅のいちょう切り、赤ピーマン、ピーマンは二つ割りにし種を除き、一口大に切る。きゅうりは1.5㎝幅の輪切りにする。
2 保存容器にAを入れ、1を加える。漬けてすぐからでもおいしい。

 

 

1811p040_02.jpg定番酢の物も黒酢でおいしく
「きゅうりとえびの酢の物」

1人分45kcal/塩分0.4g

【材料】(2人分)
きゅうり...1本
無頭えび...4尾
ごま油...小さじ1
黒酢...小さじ2

【作り方】
1 割り箸2本の間にきゅうりを置き、少し斜めに細かい切り目を入れる。返して同様に切り目を入れ、蛇腹にする。

2 ボウルに水2カップを入れ、塩大さじ1を溶かし(いずれも分量外)、1 を浸してしんなりするまでおき、水けを絞って4㎝長さに切る。

3 鍋に熱湯を沸かし、背わたを除いたえびを入れ、色が変わるまで1分加熱して火を止める。さめるまでおき、殻をむく。器に2 とえびを盛り、ごま油と黒酢をかける。

 

 

1811p040_03.jpg黒酢でじゃこのカルシウムの効果がアップ
「キャベツとじゃこのサラダ」

1人分26kcal/塩分0.3g

【材料】(2人分)
キャベツ...100g
ちりめんじゃこ...大さじ1
A 黒酢...大さじ1
 しょうゆ...小さじ1
 ラー油...小さじ1

【作り方】
1 キャベツはせん切りにする。
2 器にキャベツを盛り、ちりめんじゃこを散らし、混ぜ合わせたAをかける。

 

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取材・文/石井美佐 撮影/中野正景

 

<教えてくれた人>
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内の「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

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この記事は『毎日が発見』2018年11月号に掲載の情報です。

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