(5)歯周病予防に数カ月に1回、歯科に通う
定期的に口腔ケアをしている人ほど寿命が長いというデータがあります。
「何歳になっても食事を楽しむためには、しっかり嚙めることが基本。そのためにも、歯周病予防をはじめ、口のケアは大変重要です。信頼できる歯科医を見つけて、数カ月に1回は、クリーニングや歯垢除去など、メンテナンスを受けるといいでしょう」
(6)75歳からはフレイル健診
「75歳になったら、年に1度、市区町村で実施するフレイル健診を受けてください」と、吉村先生。
フレイル健診は、15項目の質問票で要介護予備軍を見つけ、個別指導や医療機関の受診につなげるもの。
また、日ごろから質問票の項目を意識することで、フレイル予防になります。
気になる項目があったら、かかりつけ医に相談を。
※上記は、フレイル健診の質問票から抜粋したものです。
※フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の虚弱な状態を指します。
構成・取材・文/寳田真由美(オフィス・エム) イラスト/祖父江ヒロコ