65歳からは「筋量を落とさない」が目標! リハビリ専門医の吉村芳弘先生に教わる運動と検診のポイント6

(3)5年後が違う!らくらく筋トレをする

「筋力を減らさないためには、日々のプチ筋トレが効果的です。ちょっときつい程度の負荷の運動を行うことで、5年後の体の状態がまったく変わってきます」

家の中でもできるおすすめプチ筋トレは、「いすから立ち上がる」「かかと上げ」「片足立ち」の3つ。

疲れを感じない程度の負荷で1日3セットずつ行うのが効果的です。

65歳からは「筋量を落とさない」が目標! リハビリ専門医の吉村芳弘先生に教わる運動と検診のポイント6  2403_P022-023_02.jpg65歳からは「筋量を落とさない」が目標! リハビリ専門医の吉村芳弘先生に教わる運動と検診のポイント6  2403_P022-023_03.jpg65歳からは「筋量を落とさない」が目標! リハビリ専門医の吉村芳弘先生に教わる運動と検診のポイント6  2403_P022-023_04.jpg

<健診編>

ときには体のチェックも必要です。健康診断を受ける、不調はかかりつけ医に相談するなどで早めの対策を。

(4)体重減少はかかりつけ医に相談

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60代から70代ぐらいになると、徐々に食事の総量が減ってきます。

「最近食事の量が減ってきた、いつの間にか体重が減っているなどと気付いた場合は、かかりつけ医に相談してみましょう」

汁ものを増やすなど料理の食べやすさを工夫して食事の量を増やし、いまより体重を減らさないための工夫に取り組みましょう。

 

<教えてくれた人>

熊本リハビリテーション病院 サルコペニア・低栄養 研究センター長
吉村芳弘(よしむら・よしひろ)先生

熊本大学医学部卒業。東京女子医科大学心臓血管外科での研修医時代、やせ細っていく高齢の入院患者の実情を知り、栄養管理とリハビリの重要性を痛感。外科医からリハビリテーション専門医に転身。

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