<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:52
プロフィール:今年52歳の兼業主婦。家のリフォームを機に断捨離に目覚めました。
私は52歳の兼業主婦です。
義実家で、旦那(53歳)、大学生の息子(22歳)、高校生の息子(17歳)、それと義父(78歳)、義母(76歳)と一緒に暮らしています。
最近、義両親のために旦那と相談して玄関に手すりをつけたり、浴槽を浅めにしたりと家を少しリフォームしました。
それに伴い、スッキリとした収納を目指し、家の物の整理をしています。
しかし、いざ物を捨てるにしても、私以外の家族の物は本当に捨てていいのか判断に困ります。
それを確認できるまで段ボールに詰めてどこかにしまっておくことしか出来ず、結局私の物しか整理できずにいました。
どうしたものかと悩んでいた時に、テレビの特番で大家族の日常を映した番組を見ました。
そこで9人もの子供を産んで育てていた肝っ玉母さんの言葉が私に刺さりました。
「壊されたりするのが嫌なら自分の物は自分で整理してちゃんとしまっとけ!」
大事にしていた文具を兄弟に壊され、泣いていた子供に言い聞かせていました。
そこで私は「なるほど!」と思ったのです。
あらかじめ自分の物を自分で整理してもらえれば、私は悩まずにまとめて売ったり捨てたりできるので楽なはずです。
今まで私がしなければと何故か1人でしようと思い込んでいたので、それが出来なかったのだと気が付きました。
早速私は家族に手伝ってもらうことにしました。
とは言っても、例えば義母は昔から「もったいない」と言って不要な物も捨てることが出来ない人です。
旦那も「まだ使えるかもしれないから」という人で、物が溢れていくタイプ。
逆に高校生の息子は「もし必要になってもまた買えばいいだろ」と使うはずの物も捨ててしまうことがあるので、家族で時間のかかり方が違うということは分かっていました。
なのであらかじめ「ここ一年で使ったことがある物」「使ったことがない物」の袋を作り、分けてもらうことにしました。
特に義母は高校生の息子に手伝ってもらって、使ったか使ってないかを息子に聞いてもらい息子が袋に入れていくことにすると、驚くほどさくさくと進みました。
私と義父と大学生の息子はそこまで物に執着はないものの、大事なものはあるので「必要な物か、そうでないか」だけを判別して段ボールに入れていきました。
結果的に休みの日に一家総出でしてみましたが、時間にすれば一時間もかからず分別することができました。
思い出の品を勝手に捨ててしまうトラブルもなく、だいぶ家の中がスッキリした気がします。
これからは断捨離のような家の中の物の整理は1人で行おうとはせず、年末の大掃除の時などに家族全員で行おうと思います。
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