<この体験記を書いた人>
ペンネーム:もん子
性別:女
年齢:44
プロフィール:専業主婦です。子供はいません。
うちの家計は夫(48歳)が管理しています。
私は全くわからない状態です。
それが本当に嫌で、夫への不信感を持っています。
そもそも夫はお金にしっかりしているタイプではありません。
よくいえばおおらかですが、言ってしまえばいい加減な人。
欲しいものに使いたいだけお金を使ってしまいます。
それを私に咎められるのが嫌で、私を家計管理から追い払っている......と私は思っています。
それでも家計がまわっているうちは、まだよかったのです。
ですが、ここ一年で我慢ができなくなりました。
それは、「残高不足で引き落としができなかった」という通知のハガキが、2通届いたからです。
一つ目は車のローンでした。
うちは身の丈に合わない高級車を所有しています。
どう考えても買える額ではなかったので、購入当時、私は夫を説得しました。
ですが、欲しい車が買えないとなった夫は、次の日から一言も口を聞きません。
むっつりした顔で一週間、無視され続けました。
なんて幼稚なんでしょう。
夫のそんな態度に呆れたのですが...折れてしまったのは私です。
「自分でなんとかできるなら買えば!」
そう言ってしまった結果、夫は目当ての車を購入しました。
10年ローンで......。
その車のローンは月々5万円だったと記憶しています。
つまり、「5万円も口座にない」ということなのです。
本当に驚きました。
怒りで胸が苦しくなるくらい頭にきました。
もう一つは奨学金です。
こちらは夫の大学時代のもので、私は金額を知らないのですが、理系の私立大学に行った夫はかなりの額を返しているようです。
車のローンのハガキが来た時、夫を問い詰めました。
仕事の交通費等を肩代わりをしていて、まだそれが振り込まれていないから残高がないんだと、笑顔で言う夫にイラッ。
そして今なら払えると、ハガキに書かれた振込先にすぐ振り込んでいました。
私が5万も口座に残っていないなんておかしいといっても、大丈夫大丈夫とニコニコしているだけ。
交通費の肩代わりといっても、さすがに何十万円もしないはず。
本当に危機感を覚えました。
さらに、奨学金の未払い通知のときには、なんと夫は「逆ギレ」。
「ちょっと支払いが遅れただけで、こんなハガキを送ってくるなんて!」と。
(ハガキには、このまま払わないとブラックリストにのりますよ、と書いてありました)
私からすれば「はぁ!?」しか言えません。
どれだけギリギリで生活しているんだ!
本当にモヤモヤします。
どうにかして家計の管理をさせて欲しいとお願いしていますが、いつもうやむやにされ続けています。
「クレジットカードの明細を見せて」「通帳記入に行かせて」と言っても、優しく笑顔でこう言われます。
「僕、そういうの見られるのいやなんだよね」
今のままではダメだとは...わかっているのです。
いつか「借金があるんだ」と言われそうで怖いです。
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