「俺が迎えた嫁じゃけん、誰にも何も言わせんから」私の無茶な願いを背負ってくれた夫に涙が...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:うめ
性別:女
年齢:58
プロフィール:専業主婦です。一昨年に実父が亡くなり、お墓を建てました。

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私は58歳の専業主婦、同い年の旦那とは29歳の頃にお見合い結婚し、そこからは義実家で暮らしています。

一昨年の末に私の実父が94歳で亡くなりました。

実母は心臓が悪く、私が結婚した翌年に病気で亡くなっています。

父はその後ずっと一人で暮らしており、晩年は年金で介護付き有料老人ホームに入っていました。

父は昔戦争に行っていた際に、親族からは一時「戦死した」と思われていたとのことで、父の実家は当時まだ学生だった叔父が継いでいます。

父も帰還後、「それでいい」と家には戻らなかったようで、私は父が亡くなった際に父のお墓をどうするか悩みました。

今さら父の実家の墓に入れてくれとは言えませんし、おそらく父もそれを望んでないと思いました。

私の母のお墓を父は建てていたのですが、そこは母の出身地で母の気に入っていた桜のある土地だったので、車で4、5時間かかる隣の県にあります。

今まではたまに父が施設の人に頼んで連れて行ってもらったり、私の家族が運転して連れて行っていましたが、父も亡くなり一人娘の私がお墓の面倒を見たいと思いました。

そこで少々無茶な話ではありましたが、義実家の墓の近くに父と母の墓も用意できないものかと旦那に相談してみました。

旦那は一人で判断することではないからと、義両親や旦那の兄弟にその話をしてみてくれましたが、やはり旦那の姉や義父からは嫌味を言われたりしました。

私が「やはりダメか......」と居間でお茶を飲んでため息をついていた時のことです。

「俺が気に入って迎えた嫁じゃけん、その家族も全部俺が面倒みる。誰にも何も言わさんから心配せんでええ」

旦那がきっぱり言ってくれたのです。

嬉しくてポロポロと涙を流してしまいました。

私たちはお見合い結婚ではありましたが、旦那に惚れ直すとはまさにこういうことなんだろうなと、50代も半ばにもなって実感してしまいました。

その後、旦那は義父とお姉さんを説得し、お世話になっているお寺の住職の方にも頭を下げに行ってくれ、本当に私の両親のお墓を義実家のお墓の近くに建ててくれました。

普段はぶっきらぼうで、あまり口数の多い人ではないのですが、この人と結婚して本当によかったと思った出来事でした。

今は毎月必ず一度は義実家と私の両親の墓をお参りし、手を合わすことが出来ています。

我ながら無茶なお願いを聞いてくれた旦那に、これからもずっと感謝していきます。

そして旦那が何か困ったときは、私が選んだの人のため、何があっても私が味方になってあげようと思っています。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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コメント一覧

素敵〰️ お互いがおもいやりをもっているご夫婦なのでしょうね。
男気の有る旦那さんで、うめさん幸せです。
旦那さんカッコいい人だね!奥さん貴女は幸せですよ今の気持ちを忘れずに居てください
こんな旦那様と結婚したかった

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