こんにちは山田あしゅらです。
『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。
義両親と同居しながら介護をしていた当時のことを思い出しながら書いています。
前回の記事:これまで「我流の介護」だったけど...。アクシデント続出の義母に「私が決断したこと」/山田あしゅら
訪問看護ステーションの看護師さん(以下、訪看さん)との面談は自宅にて。
ケアマネおーさんと訪看さん 義母と私、それから義父の参加です。
面談の前にお互いの自己紹介を行いました。
ケアマネおーさんが訪看さんに義母のことを
と紹介すると
一瞬だけど、義母の表情が輝いたことに気が付きました。
認知症が進行してからいろんなことを忘れてしまった義母ですが、心の奥底にはかつて看護婦だった自分を誇らしく思う気持ちがまだまだ残っているようです。
もしかしたら訪問看護をお願いすることで義母に良い作用があるかも知れません。
面談では訪問看護のおおまかなサービス内容の説明のほか、今後どういった目的で利用したいか利用者側の希望を聞かれます。
私の希望は日ごろのケアのノウハウを教えてもらいたいということと義母の健康状態の把握、それから緊急時の対処です。
骨折したことにより予想外の体調低下を呈した義母。
これまでいい加減ながらやってきた手探り介護が急に通用しない事態となりました。
例えばおシモの洗浄。
幸い今回は義母の回復めざましく、ベッド上でのおしり洗浄には至りませんでしたが、いずれ立ち上がることが出来なくなればその必要も生じてきます。
シモの世話というのはする方もされる方も出来ればやりたくない作業ですが、介護するうえで避けては通れないことも事実です。
ならば、どうすれば少しでも苦痛を減らすことができるのかプロに聞くのが一番手っ取り早い。
そう思ったわけです。
また体調の急変など緊急事態が生じた場合どう判断して行動すれば良いのかも、この訪問看護サービスステーションでは24時間対応してくれるので安心して助言を得ることができます。
かかりつけ医も頼りになりますが、深夜早朝、時を選ばず急変することの多い高齢者です。
患者本人の日ごろの体調を把握し、的確な指示を出してくれたり、場合によってはすぐに駆けつけてくれる訪問看護は介護者にとって実に強力な後ろ盾になると思いました。
さて、一通りの話し合いも終わったところで訪看さんから
と聞かれ、ふと思い出し
と何気なく答えると
訪看さんとおーさんの表情が急に変わったのでありました。
続く
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