こんにちは山田あしゅらです。
『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。
義両親と同居しながら介護をしていた当時のことを思い出しながら書いています。
前回の記事:義母がお茶を飲み込めなくなっちゃった! その窮地を救ってくれたのは...⁉
義父母同時の転倒により義母の腰椎圧迫骨折。
てんやわんやの展開となったのは日曜日のことでした。
しかし実はその次の土曜日、義母はデイサービスの利用を早くも再開しているのです。
骨折だよ? まだ1週間経ってないよ?ソレってどうなの?
そんな声が聞こえてきそうですが・・・。
しばらく安静にしていた義母でしたが、整形外科で打ってもらった痛み止めが効いたのか、救急車を呼んだ時に比べたら幾分状態も良くなってきました。
そうなると認知症の進行も気になってきます。
なるべく歌を歌ったり話しかけるように心がけたりするものの
少しでも放っておくとすぐに横になって眠ってしまう義母です。
けれど私だって四六時中付き添っているわけにはいきません。
それからもう一つ気がかりだったのは排便のことでした。
もともと便秘気味の義母は身体を動かさない上に、食事も以前ほど進まずウンチは骨折以来止まったままになっていました。
また、もし出たとしても今までのように長い時間立っていられない義母の排便介助を私一人で行うことができるのでしょうか?
おしっこパッドの交換は何とか出来ていましたが、大量の便の処理を寝たまま行うのはかなり難しく、上手くやれる自信がありませんでした。
その頃、利用していた介護サービスといえばデイサービスのみです。
日中だけでも義母の面倒を見てもらえるのなら、ここにすがるしかないと思ったのです。
そして何より義母自身
デイサービスへ行くのが大好きだったのも幸いしました。
金曜日にデイサービスへ連絡し、土曜日からの利用再開をお願いしました。
さて。
デイサービス再開の当日。
もし、呼び出しの電話がかかって来てもすぐに迎えに行けるようずっと家で待機していましたが、途中で帰されることなく終了時間まで利用することができ、義母は無事、送迎車で帰ってきました。
さすがに帰って来たときは
かなり疲れた様子でしたが、デイの連絡帳には
沢山の配慮をしてもらいつつ適度に身体を動かし、食事も家にいる時よりすすんだ様子が書いてありました。
そしてなんと
ジャ~ン!
骨折以来。
便秘解消のおまけつき!
デイサービス再開が大正解だったことを実感するのはそれからしばらく後ですが
手探りしながら第1歩を踏み出すことが出来たのは何よりだったと思います。
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