こんにちは山田あしゅらです。
『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。
義両親と同居しながら介護をしていた当時のことを思い出しながら書いています。
前回の記事:ああ、デイサービスの皆さんありがとう...。骨折以来、便秘だった義母の「うれしい知らせ」
デイサービスの利用を始めると義母は食欲が次第に戻ってきました。
それと共に身体の動きも・・・。
歩行するときは手引きが必須になりましたが
転倒直後と比べたらかなり良くなってきました。
最初は恐る恐る再開したデイサービスでしたが、あのまま動かず家にいたらこうはならなかったかもしれません。
また、便通も
あれから実に順調です。
デイサービスのスタッフにトイレの介助の仕方について聞いてみたところ、デイでは二人がかりの対応でひとりが支え、ひとりが洗浄してくれているとのこと。
幸い10日もすると義母はつかまり立ちできる時間も長くなってきて、私一人での対処も何とか可能になり、寝たまま洗浄するという事態には至りませんでしたが、もし、家で対処するとなれば
当座は四苦八苦していたことでしょう。
心からデイサービスのありがたさを痛感しました。
けれど今後も同じようなことが再び訪れないとも限りません。
今回は不運な事故により事が大きく動いてしまいましたが、そうでなくとも認知症の進行や先が見通せない不安があります。
ブログ〈13番さんのあな〉のコメント欄にも今後の方針を立てなおした方が良いというアドバイスをたくさんいただいていました。
その中にあったのが『訪問看護』というフレーズでした。
もしかしたら 『訪問介護』は聞いたことがあるけど 『訪問看護』って何?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。
この2つ、よく似た名前ですが役割が異なります。
訪問看護は看護師など看護の資格を持っている専門職が、訪問介護はホームヘルパー(一定の研修を受けた介護職員)や介護福祉士が受け持ち、それぞれ出来ること出来ないことが細かく区切られています。
※痰の吸引、経管栄養は医療行為ですが特定の研修を受けたヘルパーが行うことも出来ます。
今回の義母の件で一番困ったのは
次々現れるアクシデントに、どう判断し行動すれば良いのか分からなかったことです。
これまでは何とか自分で動けていた義母も、骨折により介護者である私の負担がグっと上がってはいましたが、「負担軽減」より「不安軽減」に重きをおくなら訪問看護をお願いする方が良いのかも知れない・・・。 と、考え
ケアマネ―ジャーのおーさんとも相談し、訪問看護の利用を始めてみることにしました。
手配はおーさんがやってくれます。
そして翌週には早速訪問看護ステーションの担当者と面談することになりました。
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