<この体験記を書いた人>
ペンネーム:大家ぽん子
性別 女
年齢:64
プロフィール:64歳主婦です。1歳上の夫と猫と暮らしています。
64歳主婦です。
特定保健指導を嫌々ながらも受けてみたら、無理なく痩せられた話をします。
昨年、「特定健診」を受けました。
いわゆる「メタボ健診」です。
最近ちょっとズボンがきつくなってきたなと思っていたところ、ついに指導対象になりました。
健診を受けしばらくしてから封書が届き「おへそまわりが90センチギリギリオーバー、血糖値がやや高め」とのこと。
「指導を受けてください。相談員が自宅に訪問します」と書いてありました。
断ろうか受けようか迷っていたのですが、電話口の相談員さんが腰の低い若いお嬢さんで断るのがなんだかかわいそうになり、受けることにしました。
受けることにしたものの、予定日が近づくにつれ「普段の生活や運動不足を責められるんじゃないかしら...」と憂鬱になっていました。
ついにやってきた相談日当日。
相談員さんから「どうして指導対象になったのか」を説明され、「減量をしましょう!」と勧められました。
意外だったのが、今の食事のバランスや量でちょうどよかったこと。
お米(主食)をもう少し増やしていいこと。
間食もなくすのではなく、適度な量ならとっていいといわれたことでした。
なんと、私の場合は、果物だと大きめの桃1個まるごと食べても良い、と言われました。
でも、好物の菓子パン(クリームパンやメロンパン)は、ごはん小どんぶり1杯くらいのカロリーがあるのでしばらくは控えるように言われました。
最終的に提案されたのは「一日10分余分に歩く」「野菜を先に食べる」の2つ。
私でも無理なくできそうでホッとしていたところ、体重を記録することもすすめられました。
その予想外にしんどくなさそうな指導に、重い腰を上げた私。
最初は全く変化もなく、大変でもなかったので「こんなので本当に体重が減るのかしら?」と半信半疑でした。
10分余分に歩くのも、晴れた日はスーパーに自転車を使わず歩いて行ったり、歩けなかったときは次の日少しだけ散歩したりと、それほど生活に変わりはありません。
体重も毎日ではありませんが、週に1回は記録をつけていました。
急激な変化はありませんでしたが、半年かけてじわじわと...なんと3キロ近く減量できていました。
パツパツだったズボンにも余裕ができました。
まわりからは痩せたことに気づかれないくらいの変化ですが、ここ10年は体重が増える一方だったので、私にとっては驚きでした。
「ほんのちょっとのことで体が変わるんだ!」とびっくりしましたし、そのあと結果を確認するため電話をかけてきた相談員さんにも大絶賛してもらい、まんざらでもありませんでした。
その後も、本当に少しづつですが痩せてきています。
おなか周りも4センチ近く小さくなり、これからは健康診断を胸を張って受けられそうです。
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