「万が一」がよぎって毎回ドキッ! 90代義母から何度もかかってくる「早朝の電話」の原因は...⁉

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:さくらみちこ
性別:女
年齢:53
プロフィール:コロナの影響がこんなところにも......。

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90代半ばとなる義母は、現在介護施設で生活しています。

入所して以来、週一回程度は面会に向かいます。

夫(57歳)1人で、あるいは家族全員で施設を訪れ差し入れや、お互いの近況報告をしていました。

しかし、コロナ禍となり非常事態宣言が出る少し前あたりから、感染防止のために施設での面会が全面NGになり、「義母と会えない生活」がスタートしました。

きっとこのことが影響したのでしょう。

義母から頻繁に電話がかかってくるようになったのです。

電話が増えること自体は問題ないのですが、困っているのがその「タイミング」。

平日の早朝4時だったり、あるいは真夜中の12時すぎだったりと、普通では考えられないような時間に電話をかけてくるようになってしまったのです。

初めに義母から電話がかかってきた時間は、確か月曜日の早朝だったと思います。

そんな時間に電話が鳴ることなんて滅多にありませんので、嫌な予感が頭をよぎります。

高齢の家族がいると、どうしても「万が一」を考えてしまいますよね。

そんな不安を胸に電話を取ると、電話の向こうから聞こえてくるのは義母の声。

安堵しつつも、「一体どうしたの?」と話を聞いてみたら、用件は「次来る時にビスケットを買ってきてほしい」というものでした。

ホッとしたような...でも「なんで今???」と思ってしまいます。

とはいえ、もう少し眠りたいので、「分かりました」と伝え早々に話を切り上げました。

でも...それから幾日もたたないうちに二度目の電話がかかってきたのです。

この時の電話も確か早朝で、用件は「そろそろティッシュが無くなりそうだから買ってきてね」というものでした。

「今度はティッシュかぁ...」そう 思いながらも困惑します。

一瞬「意地悪なの?」とよぎりましたが、とっても真面目な義母の性格を考えると、意図的にやっているとは思えません。

では、認知症?

いえいえ、年齢の割に頭はとてもしっかりしている義母ですので、これまで一度もこのようなことはなかったのです。

そこで思い当たったのが「コロナ禍で面会できなくなった」という現実。

きっと、そのことで義母は不安になったり、体内時計が狂ったり...など、何らかの影響を受けてしまったのでしょう。

とはいえ、 この状況が続くと夫も私も寝不足になりますし、早朝やら深夜の電話はドキリとして心臓に悪いです。

ということで夫と義母で話し合いをしてもらいました。

「私が? そんな時間に? 電話をかけてたの?」

義母は怪訝そうに返事しつつ、なかなか納得しません。

それでも最後には、「迷惑かけたのならごめんね」と事情を理解してくれました。

しかし、話し合いで状況が変わることはなく、この後何度も同じようなことが繰り返されました。

そんな状況になり約3カ月が経過した頃、私たち夫婦は共に体力的に辛い状態を迎えました。

寝不足って本当に体に響くんですよね。

ほとほと困り果てていたタイミングで、非常事態宣言が解除となり、ほどなく施設の面会NGも解除となりました。

そして、このタイミングで義母からの電話もごくごく普通の時間に戻ったのです。

そう考えると、義母が昼夜を問わず電話してくるようになったのは、やはり面会が禁止となり「家族に会えなくなった」という不安が原因だったように思います。

しかし、コロナの感染拡大は現在も油断ができない状況です。

また同じような状況になる可能性もあります。

その時に同じような不安を義母が抱えなくてもいいように、そして私たちも寝不足に悩まされることがないように、なんとか良い方法がないものかと考えています。

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