<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ヨードLAN
性別:女
年齢:45
プロフィール:子どもたちにはとっても優しい義母と静かに戦う主婦。
18年前うちの子が産まれてから、毎日のように義母と電話をする私。
近所に住んでいるので、週2くらいでは会ってはいるのですが、会わない日は必ず電話がかかってきます。
子供たちは幼児期のころ、よく風邪をひいていて、毎月のように熱を出して病院に通っていました。
兄弟なので先にどちらかが風邪をひいたら、うつってしまうんですよね。
その頃の義母の電話の内容は、子供たちの体調を気にするものです。
必ず最後に「子どもたちに風邪ひかせないでね」っと締めくくられます。
もちろん、そんなつもりないんですけど? という気持ちもありましたが、心配で出てくる言葉だろうなと、その頃は気にしていませんでした。
小学生にあがると電話の内容は子供たちの1日と旦那のことになりました。
すべて把握して満足したいんでしょうね。
行事には運動会・学芸会のほかに授業参観なども参加したかったようです。
電話で「風邪ひかせないでね」と締めくくるのは相変わらずでした。
そして、上の子が高学年になった頃のこと。
ある時、いつもの締めくくりの言葉に...つい、というか、思い切って言い返してみたんです。
「ひかせているわけではありませんよ」
...予想外の展開が待っていました。
「そんなの別にいいじゃない」
怒った様子で義母にガチャ切りされたのです。
嫁の反抗に腹が立ったのか、約1カ月電話がかかってきませんでした。
この日まで、嫁姑はうまくいっていると思っていた私。
こうなってしまったことにすごくショックでした。
毎日連絡するこの関係が鬱陶しくもあり、でも自慢でもあったからです。
これをきっかけに毎週義実家に行っていたのもやめました。
義母からの束縛が解かれて...すごくホッとしたことを覚えています。
1カ月、相当我慢したのでしょう。
しびれをきらした義母は何もなかったように電話をしてきました。
そして...相変わらず「風邪ひかせないでね」と締めくくります。
心配性じゃなくて確信犯ですね。
義母からの電話は子供たちが高校生になった今でも続いています。
旦那にも相談したけど気にするなと相手にしてくれません。
大したことないとはわかっています。
でもこんな小さな嫌みが積もれば積もるほど、嫌悪感という亀裂が増していきます。
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