学生のとき豪遊してたじゃない!50歳まで続く「夫の奨学金の返済」にモヤモヤ

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:めんどり
性別:女
年齢:42
プロフィール:小学校低学年の子どもが2人いる専業主婦です。もう少ししたら働きに出ようと思っています。

学生のとき豪遊してたじゃない!50歳まで続く「夫の奨学金の返済」にモヤモヤ 30.jpg

結婚して15年ほどになる夫は、私立の4年制の理系大学、国立の大学院を経て、博士の資格をもっています。

今はそれを活かして働いていて、お給料は年齢にしてはもらっているほうですが、未だにモヤモヤしていることがあります。

それは夫が高額の奨学金を借りていて、それを返し続けなければならないことです。

しかもそれを知らされたのは、結婚後!

学業のためにお金を借りるのを否定するつもりはありません。

ですが、言い方を変えれば借金があったということです。せめて結婚前に教えてほしかったと思ってしまいます。

夫の奨学金返済先は2つあり、合計で月5万円ほど。大学院卒業後からずっと払っていますが、完済するのは50歳頃のようです。

夫とは彼が大学院生の頃からの付き合いなのですが、当時から不思議に思っていたことがありました。

社交的で友達が多い彼は、学生の身分にもかかわらずかなりいいお店で外食をしたり、飲み会をしたり、旅行にいったりと豪遊していたのです。

友人たちはだいたい社会人なので、自分で稼いだお金があるのでわかるのですが、夫はまだ学生。

バイトはしていましたが、週に1回で学業優先でした。

ただ遠方にある実家が裕福な印象だったため、私はきっと仕送りをいっぱいもらっているのだと思いこんでいました。

ですが今思えばそれは奨学金をもらいながらしていたこと。

せめて少しでも節約していてくれたら、その分のお金を返済にあてられたはずなのです。

なぜ、奨学金をもらいながらカウンターでお寿司を食べていたのか......。

それが彼のストレス解消法だったのはわかりますが、身の丈にあったお店に行っていれば、ここまで返済額が多くならずにすんだのでは? と思ってしまいます。

結婚をしたのは夫が社会人1年目のときでしたが、このころの夫はお給料がすずめの涙状態。

ただ私が働いていたので、私の稼ぎで二人が生活をする、といった具合で暮らすことになりました。

私は一人暮らしをしていた時は貯金をしていたのですが、その頃は貯金などできなくなり、逆に100万円ほど貯金が減ってしまいました。

その後夫が転勤することになり、私は仕事を辞めてついていったため収入は激減。

転勤先で子どもができて専業主婦になった私は、やりくりに頭を悩ませる日々を過ごしました。

そして現在小学生の子供が2人いる我が家は、これから教育費が心配なところ。なのにいまだに貯金ができません......。

毎月5万円の返済を10年ほど続けなければいけないのです。

家計簿の「奨学金」欄を見るたびに、これさえなければ! と思ってしまい、夫を恨む気持ちは大きくなるばかりです。

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