歩けば心身と脳が元気になる! 効果がさらに上がる8つの習慣【呼吸器内科の大谷義夫先生】

たった1回で効果を実感!
体と心を元気にする歩き方

歩けば心身と脳が元気になる! 効果がさらに上がる8つの習慣【呼吸器内科の大谷義夫先生】 2404_P010-011_01.jpg

女性は65cm以上、男性は70cm以上の歩幅で歩いている人は、認知機能低下リスクが低いことが研究で分かっています。横断歩道の線の幅を目安に、広めの歩幅で歩いてみましょう。

「1万歩」を一気に歩く必要はありません
まずは座る時間を短縮
こまめに歩いて歩数を稼ぐ

大谷先生は「1日1万歩」を歩くことをすすめています。

「日本人女性の1日平均歩数は、20〜65歳が6685歩、65歳以上は4656歩です。1日4000歩より8000歩、1万歩が死亡率を下げますが、1万歩からは大きく変わらないので、分かりやすい目安として1万歩としています」

実は、日本人は座っている時間が世界一長く、日中座る時間が2時間増えるごとに死亡リスクは15%増えるという調査結果も。

このことから、まずは座っている時間を短くすることが重要です。

「30分おきに100秒など、小分けで歩いても効果は十分得られます。時間がない、体力がない、運動が苦手という人でもできるのが日常の中で『歩く』こと。スーパーへ買い物に行く、トイレに立つなども、全て『歩く』ことです」

歩けなかった日があれば「1週間で7万歩」と考えてもOK。

スマートフォンの歩数計アプリを活用するのがおすすめだそうです。

歩けば心身と脳が元気になる! 効果がさらに上がる8つの習慣【呼吸器内科の大谷義夫先生】 2404_P010-011_02.jpg

 

<教えてくれた人>

池袋大谷クリニック 院長
大谷義夫(おおたに・よしお)先生

群馬大学医学部卒業。東京医科歯科大学呼吸器内科医局長、アメリカ・ミシガン大学留学などを経て、2009年より現職。国内屈指の呼吸器内科のスペシャリストとして、メディアなどで情報を発信している。著書も多数。

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP