免疫力アップや疲労回復に効果的な甘酒を活用。「鶏むね肉」のおかずレシピ【料理研究家・村上祥子さん】

腸内環境を整えたり、疲労回復の促進の効果が期待できる甘酒。レンジを使うことで手軽に自宅で作ることができますし、味のバリエーションも多いのが特徴。今回は本誌連載でおなじみの村上祥子さんにレシピを教えてもらいました。

この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年1月号に掲載の情報です。

【前回】免疫力アップに。甘酒を使い、卵焼きをワンランクアップさせる「おかずレシピ」【料理研究家・村上祥子さん】

甘酒で漬け込み

肉や魚を甘酒で作ったタレに漬け込んでおくとおいしく、柔らかくなります。

【鶏むね肉の塩甘酒漬け焼き】
1人分224kcal/塩分0.9g

免疫力アップや疲労回復に効果的な甘酒を活用。「鶏むね肉」のおかずレシピ【料理研究家・村上祥子さん】 2401_P023_01.jpg材料(2人分)
鶏むね肉(皮なし)...200g
グリーンアスパラガス(根元の皮をむき、4cm長さに切る)...2本
玉ねぎ(薄切りにする)...1/4個
ミニトマト(へたを除き、半分に切る)...5~6個
バター...小さじ2
黒こしょう...少々
(A)甘酒...大さじ2
(A)塩...小さじ1
〈にんにくオイル〉
(B)オリーブ油...大さじ1
(B)赤とうがらしの輪切り...3個
(B)にんにくのみじん切り...1片分

作り方
(1)鶏むね肉は包丁の先で3カ所突く。(A)を合わせてまぶし、5分おく。
(2)フライパンに(B)を入れて弱火にかけ、にんにくがきつね色になったら、耐熱容器に移す。
(3)(2)のフライパンに(1)を並べ、ふたをして表裏各4分、弱火で加熱する。
(4)(2)の〈にんにくオイル〉の入った耐熱容器にアスパラガスと玉ねぎ、バターを加え、ラップをして電子レンジ600Wで2分加熱する。
(5)(3)の鶏肉をそぎ切りにし、器に盛り、ミニトマトを上下に置き、(4)を鶏肉にかけ、こしょうを振る。

※鶏肉に(A)をまぶしたものは、ふた付き容器に入れ、冷蔵で5日間保存できる。
※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
※保存容器は清潔で完全に乾いたものを利用ください。

免疫力アップや疲労回復に効果的な甘酒を活用。「鶏むね肉」のおかずレシピ【料理研究家・村上祥子さん】 2401_P023_02_W500.jpg

<おいしさのコツ>
加熱するとパサつく鶏むね肉は甘酒に漬けると筋繊維がほぐれてふっくらジューシーに。

【鮭の甘酒みそ漬け焼き】
1人分238kcal/塩分1.0g

免疫力アップや疲労回復に効果的な甘酒を活用。「鶏むね肉」のおかずレシピ【料理研究家・村上祥子さん】 2401_P023_03.jpg材料(2人分)

鮭...2切れ(200g)
(A)甘酒...大さじ2
(A)みそ...大さじ3
ブロッコリー...100g
マヨネーズ...大さじ2
白髪ねぎ...長ねぎの白いところ5cm分

作り方
(1)ボウルに(A)を入れ、泡立て器で滑らかになるまで混ぜる。
(2)15cm×20cmのクッキングシートを2枚用意し、それぞれを2つに折る。片面に(1)の1/4量をゴムべらで塗り、鮭を置き、鮭の上面に(1)の1/4量を塗り、クッキングシートを折って挟む。もう1枚の鮭も同様にして、10分おく。
(3)フライパンにみそを半分ほどへらで落とした鮭をクッキングシートのまま並べ、中火で3分ほど焼き、下側がきつね色になったら、裏返す(こうすると骨のない切り身でも崩れない)。ふたをして弱火で3分焼く。
(4)ブロッコリーは小房に分け、茎も皮をむいて縦四つ割りにする。色よくゆで、冷水に取り、水けをきる。
(5)器に鮭を盛り、(4)を添え、マヨネーズを絞った上に白髪ねぎをのせる。

・クッキングシートにのせた鮭の上下にみそを塗る。

免疫力アップや疲労回復に効果的な甘酒を活用。「鶏むね肉」のおかずレシピ【料理研究家・村上祥子さん】 2401_P023_04_W500.jpg・クッキングシートで挟む。そのままフライパンで焼ける。

免疫力アップや疲労回復に効果的な甘酒を活用。「鶏むね肉」のおかずレシピ【料理研究家・村上祥子さん】 2401_P023_05_W500.jpg

・または冷蔵で5日間保存できる。

※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
※保存容器は清潔で完全に乾いたものを利用ください。

免疫力アップや疲労回復に効果的な甘酒を活用。「鶏むね肉」のおかずレシピ【料理研究家・村上祥子さん】 2401_P023_06_W500.jpg

 

<教えてくれた人>

管理栄養士・料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。栄養指導講座担当。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

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