料理研究家ワタナベマキさんに教わる「甘酒ゆずジャム」と「ゆずはちみつ」。甘酒やはちみつで優しい甘さに!

冬に旬を迎えるかんきつ類。なかでも香り豊かなゆずは、血行促進効果のあるリモネン、抗酸化成分のビタミンCなど冬の健康増進に役立つ成分が豊富に含まれています。今回紹介するのは、ゆずの効能を手軽に取り入れられる保存食。「ゆず2~3個で作れるので簡単。毎日の食事にさっと使えて便利ですよ」(ワタナベさん)

この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年12月号に掲載の情報です。

【前回】お手頃価格になってきた旬の「ゆず」で簡単保存食!料理研究家ワタナベマキさんに教わる「ゆずしょうゆ」と「ゆずみそ」

料理研究家ワタナベマキさんに教わる「甘酒ゆずジャム」と「ゆずはちみつ」。甘酒やはちみつで優しい甘さに! 2312_P032-033_01.jpg<甘みを加えて保存>
香りと酸味を生かして甘さ控えめに
甘酒ゆずジャム

大さじ1 17kcal/塩分0.0g

料理研究家ワタナベマキさんに教わる「甘酒ゆずジャム」と「ゆずはちみつ」。甘酒やはちみつで優しい甘さに! 2312_P032-033_02_W500.jpg砂糖を使わず、甘酒を活用。種ごと入れて煮ると、ペクチンの力で自然にとろみがつきます。さっぱりとした甘さで、ヨーグルト、パンケーキ、シリアルなどにかけても。

作ってみましょう
甘酒ゆずジャム
保存:冷蔵で3週間
※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
※保存容器は清潔で完全に乾いたものを利用ください。

材料(作りやすい分量・できあがり約300mL)
ゆず...2個(300g)
甘酒(濃縮タイプ)...300g

共通の下準備
果肉を取り出して皮を洗い、わたを取るところまで済ませます。わたは苦みになるので、きれいに取ったほうがおいしく作れます。

(1)ゆずは半分に切って皮と果肉に分け、皮はぬるま湯に10分浸す。

料理研究家ワタナベマキさんに教わる「甘酒ゆずジャム」と「ゆずはちみつ」。甘酒やはちみつで優しい甘さに! 2312_P029_02_W500.jpg(2)皮の内側の白いわたをスプーンでこそげ取って、水気を拭く。

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作り方
(1)種を除いた果肉と皮は、それぞれみじん切りにする。種はお茶パックに入れる。

料理研究家ワタナベマキさんに教わる「甘酒ゆずジャム」と「ゆずはちみつ」。甘酒やはちみつで優しい甘さに! 2312_P032-033_03_W500.jpg(2)鍋に(1)、甘酒を入れてなじませ、15分おく。

料理研究家ワタナベマキさんに教わる「甘酒ゆずジャム」と「ゆずはちみつ」。甘酒やはちみつで優しい甘さに! 2312_P032-033_04_W500.jpg(3)弱めの中火にかけ、ゴムべらで混ぜながらとろみがつくまで15分ほど煮つめる。

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アレンジ【カマンベールのゆずジャムのせ】
172kcal/塩分1.5g

料理研究家ワタナベマキさんに教わる「甘酒ゆずジャム」と「ゆずはちみつ」。甘酒やはちみつで優しい甘さに! 2312_P032-033_06.jpg材料(1~2人分)
甘酒ゆずジャム...大さじ1
カマンベールチーズ...50g
塩、オリーブオイル...各少々

作り方
(1)カマンベールチーズは3~4等分に切る。甘酒ゆずジャムを均等にのせて塩をふり、オリーブオイルをかける。

 

<教えてくれた人>

料理家・調理師
ワタナベ マキさん

日々食べるものをおいしく、ていねいに作るのがモットー。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。近著に『毎日のおかずはシンプルがいい』(エムディエヌコーポレーション)。

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