モノだらけで使いにくいキッチンの改善ポイントは「配置変え」/快適に変える収納レッスン

おうち時間が増えた今こそ、収納を味方にして暮らしをもっと心地いいものに! 「常に今の快適を考え、収納を更新することが大事」というのは、人気整理収納コンサルタント・本多さおりさん。5軒の家庭で行ったコンサルティングの様子を対話形式でまとめた著書『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(宝島社)から、3LDKで3人暮らしをする家庭でのアドバイスの一部をご紹介します。

【前回】リビングにある収納、うまく使えてますか?/快適に変える収納レッスン

【最初から読む】66平米のマンションで3人暮らし、モノが多くてどうすれば・・・

モノだらけで使いにくいキッチンの改善ポイントは「配置変え」/快適に変える収納レッスン 175-005-039.jpg無印良品のユニットシェルフ。補強パーツを入れれば最下段の棚板が不要で、ゴミ箱の定位置づくりにも貢献します

◆相談者
高橋まりあさん
年齢:33歳
職業:パート
家族構成:夫、息子(3歳)
間取り:分譲マンション/3LDK(66平米)
「居心地よくしたいのに、家の中にストレスがいっぱいです」。3人暮らし、66平米のマンションに引っ越して1年強。とりあえずで入れたままの収納やモノが使いにくいとお悩みです。

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棚の中で配置を見直してみる

 収納がぎっしりで、キッチンが使いにくいんです。モノが多すぎるんですよね。

本多 キッチンも、モノが多すぎる感じはしないけどなあ。とくにストレスを感じるのはどんなときですか?

 棚の上の箱からキッチンペーパーを出したり、帆布バッグから洗剤などのストックを出すときに重くて、こわくて。

本多 この箱は無印良品の「頑丈収納ボックス」! 人が乗れるくらい頑丈で重いので、上に置くのは危険です。帆布バッグは頭に当たってもケガをしないので棚上に向いていますが、中身が重いとやっぱり大変ですね。低い場所、もしくは廊下にある収納などに移してもいいかもしれません。

 そしてゴミ箱の横に置いている帆布バッグが、いつも中で探し物をする羽目になってストレスです。

本多 深さがあるので、中でモノが迷子になってしまうんですね。高さのあるモノを入れるには向いているのですが......。たとえば、トレイとか棒状のモノとか。現状この中は、「ほかに置く場所がないからここに入れている」「細かい」モノの集合体だと思います。置く場所をつくれないか検討してみましょう。

 もうスペースがありません。

本多 たとえば、今ゴミ箱を置いている下段の棚板は、外してもいいと思います。この棚(無印良品の「ユニットシェルフ」)は棚板やパーツを自由に選んで配置できるのが特長です。ゴミ箱を床に直置きすれば、縦方向にスペースのゆとりが出ます。取った棚板をどこかに入れて、一段増やしてこまごましたものを収めても。

 なるほど。以前は引き出し(ユニットシェルフの追加パーツ)を入れていたんです。また入れてみようかな。

【次ページ:モノと収納のカタチをマッチング】

 

本多さおり(ほんだ・さおり)
生活重視、ラク優先の整理収納コンサルタント。暮らしをラクに回す工夫に日々想いをめぐらせて、心地よい暮らしを探求している。夫、長男(5歳)、二男(3歳)の4人家族。2019年に中古マンションを購入し、家事がラクで家族みんなが暮らしやすい家を目指してフルリノベーションした。

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『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』

(本多さおり/宝島社)

人気整理収納コンサルタント・本多さおりさんが、5軒のお宅をコンサルティングした実際のやりとりを収録。暮らしのお困りごとに対して、具体的なテクニックや考え方を対話形式で紹介しています。詰まっているのは、多くの人にとって参考になる「収納の知恵」。本多さん自身が最近取り入れた収納の工夫や、テクニックや段取りの背景にある哲学もつづられています。

※この記事は『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(本多さおり/宝島社)からの抜粋です。
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