66平米マンションで3人暮らし、モノが多くてどうすれば.../快適に変える収納レッスン

おうち時間が増えた今こそ、収納を味方にして暮らしをもっと心地いいものに! 「常に今の快適を考え、収納を更新することが大事」というのは、人気整理収納コンサルタント・本多さおりさん。5軒の家庭で行ったコンサルティングの様子を対話形式でまとめた著書『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(宝島社)から、3LDKで3人暮らしをする家庭でのアドバイスの一部をご紹介します。

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◆相談者
高橋まりあさん
年齢:33歳
職業:パート
家族構成:夫、息子(3歳)
間取り:分譲マンション/3LDK(66平米)
「居心地よくしたいのに、家の中にストレスがいっぱいです」。3人暮らし、66平米のマンションに引っ越して1年強。とりあえずで入れたままの収納やモノが使いにくいとお悩みです。

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普段の動きから、悩みの原因を割り出す

まりあさん(妻) とにかくモノが多いんです。コロナ禍で家にいることが多くなり、居心地のいい空間で子どもと過ごしたいと思うのですが、ストレスを感じることが多くて。

本多 そんなにモノが多いという感じはしませんよ。まずは、生活のなかで何が引っかかってストレスを生んでいるのか見つけてみましょう。毎朝、起きたらまずどう動きますか?

隆俊さん(夫) 北側の寝室に3枚布団を敷いて、家族で寝ています。一番早く起きるのは僕ですが、窓の冷気から家族を守るために僕が一番奥の窓際で寝ています。窓際の棚に、僕の通勤に使うかばんや服が置いてあるので、着替えをかばんに突っ込んで、リビングに行ってから着替えます。

本多 だとすると......隆俊さんの服があるのは家の北端。着替えるのはリビングだから南端ですね。家の中で一番長い動線を選んで、毎日着替えをしている。これは慣れているからなんとも思わなくなっていると思いますが、毎日の積み重ねで実は大きな負担になっています。服の位置を、着替える場所の近くに変えると相当ラクになりますよ。

 たしかに、考えたことなかった。

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北端の棚から南端のリビングへ。服を着るための動線が長いと判明

【次ページ:焦点を合わせるのは、未来よりも「今」】

 

本多さおり(ほんだ・さおり)
生活重視、ラク優先の整理収納コンサルタント。暮らしをラクに回す工夫に日々想いをめぐらせて、心地よい暮らしを探求している。夫、長男(5歳)、二男(3歳)の4人家族。2019年に中古マンションを購入し、家事がラクで家族みんなが暮らしやすい家を目指してフルリノベーションした。

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『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』

(本多さおり/宝島社)

人気整理収納コンサルタント・本多さおりさんが、5軒のお宅をコンサルティングした実際のやりとりを収録。暮らしのお困りごとに対して、具体的なテクニックや考え方を対話形式で紹介しています。詰まっているのは、多くの人にとって参考になる「収納の知恵」。本多さん自身が最近取り入れた収納の工夫や、テクニックや段取りの背景にある哲学もつづられています。

※この記事は『今の暮らしを快適に変える収納レッスン』(本多さおり/宝島社)からの抜粋です。
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