法事でお坊さんとの食事、何を話せば...⁉ そんな時にオススメしたい「8つの質問」

日本人にとって、最も身近な宗教である仏教ですが「葬祭時のマナーは心もとない...」という人も多いのでは? そこで、仏教関連の著書を数多く執筆する長田幸康さんの著書「これだけは知っておきたい はじめての仏教」から、「お布施の相場」や「墓じまい」また「仏教の歴史」など「これだけは知っておきたい知識」をご紹介します。

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【法事】
お坊さんとの食事、何を話したらいい?

「法要」とは、お経を誦むなどして、故人を供養するための仏教儀式。

法要とその後の会食など、一連のイベントをまとめて「法事」と呼ぶ。

法要が終わると、会席料理で参列者をもてなす。

この会食を「お斎(とき)」と呼ぶ。

お坊さんに上座に座っていただき、施主(せしゅ)が隣でもてなすのが一般的だ。

そこで困るのが、お坊さんと何を話せばいいのかということだろう。

昔から知っていたり、日ごろよく話す間柄なら悩むことはない。

しかし、「親の代はお世話になったらしいが......」という場合も多いだろう。

故人を偲ぶといっても、お坊さんが故人と親しかったかどうかすらあやしい。

お坊さんの側も代替わりしていたりもする。

どこに共通の話題を見出せばよいのだろう?

できれば、こうした状況に慣れているお坊さんに話をリードしてほしいものだが、お坊さん側も相手の出方をうかがっていて、気まずい沈黙が続くこともある。

あたりさわりのない世間話でお茶を濁してもいいが、お坊さんと話すなんてめったにないチャンス。

「一度聞いてみたかったんですよ」と、仏教の話題を振ってみてはいかがだろう。

法要では読経の後に法話があったはず。

そこで疑問に思ったことを質問してもいい。

あるいは、誦んでくれたお経の名前、仏壇のお供え物の意味、袈裟(けさ)のトレンドなど、興味は尽きないのではないだろうか。

《お坊さんに聞いてみよう!》

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Q. 誦んでくださったお経は何ですか?
Q. 自分の宗派で一番大切なお経は何ですか?
Q. 好きなお経や仏教語は何ですか?
Q. つけていただいた戒名の意味は何ですか?
Q. 仏壇の飾りや意味を教えてください
Q. お寺の歴史を教えてください
Q. 尊敬しているお坊さんはいますか?
Q. 修行は大変でしたか?

【まとめ読み】これだけは知っておきたい『はじめての仏教』

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仏教の歴史から日本の寺社仏閣や法要関連の情報をわかりやすく紹介。特に5章の「仏教儀式」はすぐに役立ちます

 

長田幸康(おさだ・ゆきやす)
インドでダライ・ラマ14世に出会って仏教に目覚め、チベット寺院に住み込んで基礎を学ぶ。仏教とチベット文化に造詣が深く、チベットの仏教文化を巡るツアーの現地ガイドも務めた経験もある。ライフワークとして、国内外の信仰の地を訪ねる聖地巡礼を続けている。仏教関連の著書多数

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『これだけは知っておきたい 図解 はじめての仏教』

(長田幸康/KADOKAWA)

現代葬、墓じまい、改葬などの「今」こそ知りたい仏事雑学から、心を落ち着かせる瞑想、座禅、お遍路、御朱引まで、この1冊で「仏教」が丸わかり! 本書には歴史や習わし、教えなど「仏教の基本」を知ることで日常生活や人生を送る上で役立つノウハウが詰まっています。人間関係や私生活のしがらみから解放されて物事の執着が消え、いつの間にか心が軽くなる。今の時代にピッタリの一冊です。

※この記事は、「これだけは知っておきたい 図解 はじめての仏教」(長田幸康/KADOKAWA)からの抜粋です。
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