12月は大掃除をしたり、お正月の準備などで忙しい時期。片付けまで手が回らない!とならないように、計画を立ててムリなくすすめたいものです。
「やみくもに手をつけても、疲れて中途半端に終わってしまいます。時間や場所、ものなど、作業の範囲をあらかじめ決め、がんばり過ぎないこと。小さい範囲ならすぐに終わるので達成感があり、ゲーム気分で片付けが楽しめますよ」と整理収納アドバイザーの中山真由美さん。
今回は、来年のために作りたい、プロが薦める「7つのグルーピング収納」の方法を教えていただきました。
あると便利な7つのグルーピング収納
作っておくと役立つグルーピングの例をご紹介します。
このほかにも、自由な発想で収納セットを作ってみましょう。
①洗剤ストックボックス
洗剤は1カ所にまとめるのが正解。
さらにふだん使うものとストックに分け、ストックはカゴに入れると在庫管理が簡単。
中身が見えるように、プラカゴなどに立てて収納しましょう。
②リビングボックス
リモコン、健康グッズ、塗り薬、文房具、眼鏡など、リビングでよく使うものは、一つのボックスにまとめておくと出し戻しがラク。
夫のものが多いなら、夫用ボックスを作っても。
③一時置きボックス
しまう場所が決まっていないもの、未開封の書類など、期限を決めて処分するものの仮置き場を作っておくと、散らかりが激減!
ボックスは、中のものが見えるA4サイズがおすすめです。
④お楽しみボックス
グルーピングは実用品だけに限りません。
宝くじや懸賞が好きなら、切手や応募はがき、くじをまとめておくとワクワク気分が倍増!
芸能人のファンなら「おっかけボックス」もあり!
⑤葬祭セット
葬儀に参列する頻度が増える、シニア世代。
参列用のバッグに数珠、薄墨の筆ペン、白いハンカチなどを入れておくと、いざというときにも慌てません。
袱紗や黒ストッキングを入れても。
⑥薬ボックス
家族が使う救急箱とは別に、人ごとに必要な薬、道具をまとめておくと間違いがありません。
例えば夫が高血圧の治療中なら、血圧計と記録するメモをセットにしてもいいでしょう。
⑦思い出ボックス
遺品やいただきものなど捨てられないもの、手作りの作品など思い入れがあるものは、ふだん使うものとは分けて保管。
ケースはふたつきのもので、1年後に見返すルールにしましょう。
新しい年賀状もグルーピングすると次の整理が簡単!
「必ず出す重要な人」「今年だけの人」など、目的で分類したり、夫と自分の人別に分けるなど、年賀状のグルーピングはさまざま。
もらってすぐ整理すると、次の年がラクになります。