心身の健康の鍵となるのが、自律神経と腸を整えること。自律神経の乱れは気温の変動や高い湿度などでも引き起こされ、倦怠感や頭痛などを招くこともあります。そして腸は「第二の脳」ともいわれ、自律神経とも大きく関わっています。そんな自立神経と腸を整えるのが、朝の習慣です。自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生にお話をお聞きしました。
この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2024年6月号に掲載の情報です。
【前回】起きたら50℃の白湯を1杯! 自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生に教わる朝腸活
腸と自律神経の目覚めに欠かせない朝食
「朝食は必ずとりましょう。腸の働きをスムーズにするため、3食のうちで最も重要なのが朝食です」と、小林先生。
朝食には自律神経のスイッチを入れる役割があります。
食べると自律神経が「活動モード」へと切り替わり、腸のぜん動運動も活発に。
自然な排便も促されます。
メニューには発酵食品と食物繊維を。
習慣として続けることが大切なので、みそ汁などの簡単な献立を定番化しましょう。
【めかぶと納豆のみそ汁の作り方】
(1) だし汁に好みの量のみそを溶く。
(2) お椀に好みの量のめかぶと納豆を入れ、(1)を注ぐ。