「ヨーグルト×大根おろし」が最強⁉ 自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生に教わる「朝の腸活」

起床2時間後からの
活動中もちょこちょこ腸を意識して

「ヨーグルト×大根おろし」が最強⁉ 自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生に教わる「朝の腸活」 2406_P011_1.jpg「ヨーグルト×大根おろし」が最強⁉ 自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生に教わる「朝の腸活」 2406_P011_2.jpg「ヨーグルト×大根おろし」が最強⁉ 自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生に教わる「朝の腸活」 2406_P011_3.jpg

ラジオ体操、家事...
動けば腸が目覚める!
朝食後は座りっぱなしを避け、体を動かしましょう。

腸の働きは、腸内からだけでなく、体の外側からのアプローチとの相乗効果によって向上します。

体を動かすと、副交感神経の働きが促され、自律神経も整います。

おなか周りやおしり周りの筋肉を動かすラジオ体操の他、軽いウォーキングや家事などを行うのがおすすめです。

1日1分音読で

免疫力がアップ

「ヨーグルト×大根おろし」が最強⁉ 自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生に教わる「朝の腸活」 2406_P012_1.jpg「自律神経を整えるには、音読も効果的。声を出し、自分の声を聞き、リズムの良い呼吸をすることにより、心身を健康に保てます」(小林先生)。

また、口を動かすと唾液が増え、免疫力の向上も。

新聞や好きな本を1分間、一音ずつゆっくりはっきり発音して読みましょう。

自然とストレスが解消され、気分も明るくなります。

リズムよく噛めば
体の中から若返る
よく噛んで食べると、食事中は交感神経が、食後は副交感神経が活発に働き、自律神経のバランスが保たれます。

腸での消化・吸収が良くなり、腸内環境の改善も。

ひと口につき20回はゆっくり噛みましょう。

音読と同じく唾液が増え、免疫力もアップ。

小林先生はガムを噛むことも推奨しています。

夏の"腸冷え"は
1枚プラスで乗り切る

「ヨーグルト×大根おろし」が最強⁉ 自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生に教わる「朝の腸活」 2406_P012_2_W500.jpgこれからの季節は、冷房や冷たい飲み物で腸を冷やしがち。

すると、動きが鈍くなって腸内環境が乱れ、便秘や下痢の他、免疫力や消化機能の低下などにつながってしまいます。

冷房が効いた室内などでは、ストールやカーディガン、薄手の夏用腹巻などでおなかを冷やさないようにしましょう。

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構成/寳田真由美(オフィス・エム) 取材・文/岡田知子(BLOOM) 撮影/齋藤ジン イラスト/サノマキコ スタイリング/片野坂圭子 モデル/氷川よし子(SPLASH)

 

<教えてくれた人>

順天堂大学医学部 教授
小林弘幸(こばやし・ひろゆき)先生

1960年生まれ。自律神経研究の第一人者。日本初の便秘外来を開設した腸のスペシャリスト。学生時代はラグビーに熱中、スポーツにも造詣が深く指導も。著書多数。

この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2024年6月号に掲載の情報です。

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