起床2時間後からの
活動中もちょこちょこ腸を意識して
ラジオ体操、家事...
動けば腸が目覚める!
朝食後は座りっぱなしを避け、体を動かしましょう。
腸の働きは、腸内からだけでなく、体の外側からのアプローチとの相乗効果によって向上します。
体を動かすと、副交感神経の働きが促され、自律神経も整います。
おなか周りやおしり周りの筋肉を動かすラジオ体操の他、軽いウォーキングや家事などを行うのがおすすめです。
1日1分音読で
免疫力がアップ
「自律神経を整えるには、音読も効果的。声を出し、自分の声を聞き、リズムの良い呼吸をすることにより、心身を健康に保てます」(小林先生)。
また、口を動かすと唾液が増え、免疫力の向上も。
新聞や好きな本を1分間、一音ずつゆっくりはっきり発音して読みましょう。
自然とストレスが解消され、気分も明るくなります。
リズムよく噛めば
体の中から若返る
よく噛んで食べると、食事中は交感神経が、食後は副交感神経が活発に働き、自律神経のバランスが保たれます。
腸での消化・吸収が良くなり、腸内環境の改善も。
ひと口につき20回はゆっくり噛みましょう。
音読と同じく唾液が増え、免疫力もアップ。
小林先生はガムを噛むことも推奨しています。
夏の"腸冷え"は
1枚プラスで乗り切る
これからの季節は、冷房や冷たい飲み物で腸を冷やしがち。
すると、動きが鈍くなって腸内環境が乱れ、便秘や下痢の他、免疫力や消化機能の低下などにつながってしまいます。
冷房が効いた室内などでは、ストールやカーディガン、薄手の夏用腹巻などでおなかを冷やさないようにしましょう。
構成/寳田真由美(オフィス・エム) 取材・文/岡田知子(BLOOM) 撮影/齋藤ジン イラスト/サノマキコ スタイリング/片野坂圭子 モデル/氷川よし子(SPLASH)