起きたら50℃の白湯を1杯! 自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生に教わる朝腸活

心身の健康の鍵となるのが、自律神経を整えること。自律神経の乱れは気温の変動や高い湿度などでも引き起こされ、倦怠感や頭痛などを招くこともあります。しかも、腸内環境を整えるために特に重要なのは朝の習慣。自律神経研究の第一人者・小林弘幸先生に朝行う腸活についてお話をお聞きしました。

この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2024年6月号に掲載の情報です。

「腸活」は朝がカギ!
自律神経を整えて元気に

心身の不調を感じる原因の一つが自律神経の乱れです。

「心身の機能をコントロールする自律神経は、気圧の変動や高い湿度などによって乱れやすく、乱れると倦怠感や食欲不振、頭痛、めまいなどの不調を引き起こします」と、小林弘幸先生。

自律神経は腸と関係して働くため、整えるには腸内環境を整えることが大切。

小林先生が特におすすめするのが、朝の「腸活」です。

「朝は自律神経が、リラックス時に活発になる副交感神経から、活動時に活発になる交感神経に切り替わるときです。 朝食などの習慣を変えるだけで腸が本来の働きを取り戻し、その切り替えがスムーズに。自律神経が安定します」

ゆとりを持って朝の時間を過ごし、腸の働きを促して1日を好調にスタートさせましょう。

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<教えてくれた人>

順天堂大学医学部 教授
小林弘幸(こばやし・ひろゆき)先生

1960年生まれ。自律神経研究の第一人者。日本初の便秘外来を開設した腸のスペシャリスト。学生時代はラグビーに熱中、スポーツにも造詣が深く指導も。著書多数。

この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2024年6月号に掲載の情報です。

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