捨てる?捨てない?「捨て時服」を見極める3つのポイント

たんすやクローゼットの服を処分したいけれど、もったいなくて捨てられないという人は多いものです。今回はシニア層を対象にした「上手な整理のコツ」を、スタイリストの大沢早苗さんに伺いました。

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好きな服より似合う服を残しましょう

大沢さんによると、「大切なのは、いまの自分に合っている服だけを残すこと。値段や流行、好みは考えず、客観的に見て好感が持てるか、自分を引き立ててくれるかをよく考えて洋服を見てください。すると、残す服、捨てるべき服が明らかになってきますよ」

判断基準は3つのポイント。1つでも引っかかるものがあったら、処分対象と考えましょう。

 

「捨て時服」を見極める3つのポイント

1 清潔感がありますか?
肌や髪のつや、ハリをカバーしてくれるのが、服の清潔感。着古した服はくすんだ印象にしてしまいます。傷みや汚れ、ヨレがあるもの、型崩れしたものなど清潔感に欠けるものは処分を。

2 サイズは合っていますか?
シニア世代は、1年ごとに体形が変化しています。昨年合っていたのに今年は合わないということも、珍しくありません。きつい服、緩い服は思い切ってさよならしましょう。

3 いまの自分に似合っていますか?
若い頃よく着た服や好きな色・デザインの服は、思い入れもあり処分しにくいもの。でも、いま本当に似合っていますか? 着ていて気持ちが上がらないなら、もう似合わない服です。

次の記事:カットソー、ブラウス...4つのアイテム別「捨て時服」の見極め方(2)はこちら

取材・文/佐藤由香

 

 

<教えてくれた人>

大沢早苗おおさわ・さなえ)さん

スタイリスト。シンプルなのにおしゃれに見えて、誰にでも取り入れやすいスタイリングに定評がある。著書に『大人のわたしに似合う服』(大和書房)など。

この記事は『毎日が発見』2019年5月号に掲載の情報です。

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