もうすぐ今年も終わりますね。皆様いかがお過ごしでしょうか?ただいま、大掃除シーズン真っ只中。今年の我が家は、29日に家族みんなでまとめてドバッとやることになりそうです。1日で終わるだろうか。大変だろうな...。
前回のエピソード:意外に大変!片付けられない家族の手伝いをする時に気を付けること
でも私、年末大掃除が大好き。それは汚家時代の名残でして...。この時期だけは、片付けられない家族もやる気を出して大掃除をする習慣があって、年末年始は家がちょっとだけ片付いていました。普段はものを捨てることに対して拒否反応しか起こさない祖母も、この時期だけは寛容。少しずつ家が片付いていくのが楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。
けれど、年が明けて少し経つといつもの汚家に元通り......。それはなぜだったのでしょう?
片付けてあげるだけじゃダメ!大事なのは...
まず最初に極意を。それは、片付けが苦手な人と片付ける時に大事なのは、片付け方を伝授するということ!
けれど当時の私はそのことに気がつかず、自分で全〜部片付けていました。だってその方が断然早いし、喧嘩にもなりにくい。特に年末の忙しい中で慌てて掃除をするので、私がちゃっちゃかやっちゃった方が、効率が良かったんです。でもそれって根本的な解決にならないんですよね。片付け方が身についていなければ、何度片付けたってすぐ汚家に戻ってしまう。だって方法がわからないから。それじゃあいくらこっちが頑張ったって、元の木阿弥です。
4歳の息子が教えてくれたこと
これに気づかせてくれたのは、もうすぐ4歳になる息子でした。いつもおもちゃを盛大にリビングに広げて、遊び終わってもそのまま放置する息子。そんな息子に「おもちゃを片付けなさい!」と注意しても、全く片付けてくれなくて、私が見るに見かねて片付ける毎日。「まあまだ小さいしね」と大目に見ていたある日、ふと気がつきました。「私、息子に片付けをちゃんと教えてないじゃん!」と。職人のように"私がやっているところを見て、技を盗め!"と言わんばかりでした。教えてなければできるわけがありません。それから私は、息子に片付け方を教えるようになりました。すると...3歳児でもちゃんと片付けができるではありませんか!片付けてあげてばかりじゃ、何も変わらないんだな...と痛感しました。
片付けられない家族の片付け力を高める!
汚家レベルが高い家ほど、片付くのに時間がかかるもの。それは単純に散らかっているものの量や収納の問題だけではありません。住んでいる人の片付け力も高めていかなければいけないからです。でも手順を覚えて、それが習慣化できれば、誰にだって片付けられます。少し時間はかかるかもしれませんが、一方的に片付けて終了!ではなく、片付けのロジックから伝えてみてはいかがでしょうか?
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