60平米の賃貸マンションで、共働きをしながら4人の子どもを育てるベリーさん。ブログにつづったワーキングマザーの暮らしのワンシーンに、家事をラクにするたくさんの工夫があると話題になっています。今回は、そんなベリーさん初の著書『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)から、すぐに真似できる「暮らしをラクにするコツ」を一部抜粋してお届けします。
調理家電で料理が劇的にラクになりました
ごはん作りには、自動調理機(ヘルシオのウォーターオーブン、ホットクック)を最大限に活用しています。
下準備した材料を入れたら、スタートボタンを押せばいいだけ。
加熱中に火加減を見たり、素材の上下を返したりする必要がありません。
自動調理機に1品任せている間に、他のおかずを作ることもできますし、ちょっとした片づけをすることもできます。
同時に何かを進められるので、寝る時間が今までより30分早くなったくらいです。
料理を自動調理機に任せるようになって、作り置きをあまりしなくなりました。
作り置きがあると、「そろそろあれを食べなくちゃ」と気になったり、「昨日出したから今日はやめておこう」と順番を考えたりすることがありましたが、今は冷蔵庫にあるものをヘルシオで焼けばいいやと気楽です。
ごはん作りで大事にしているのは、疲れないこと。
その時々で、時間や手間がもっともかからない方法を選んでいます。
たとえば、鶏肉はフライパンで焼くよりもヘルシオで焼いた方がラクです。
鶏肉はフライパンで焼くとなかなか中まで火が通りませんが、ヘルシオなら加熱水蒸気を使いながらしっかりと加熱してくれます。
ヘルシオやホットクック以外にも、フードプロセッサーやホームベーカリーなど、便利なキッチン家電に大いに助けられています。
●愛用のキッチン家電
ヘルシオ ウォーターオーブン(上写真)
焼いたり、蒸したり。
フライパンでできることはたいていお任せ。
加熱水蒸気を使い、肉や魚を中はふっくら、外はカリッと焼き上げてくれます。
焼いた後は「庫内クリーン」機能を使ってお手入れするだけ。
蒸し機能も優秀。
芋やほうれん草を蒸したり。
準備も後片づけも簡単。
ヘルシオ2つを使い始めてから、蒸し器と圧力鍋を手放したくらいです。
(左上)チキンステーキ&ルッコラ。カリッと焼き上がる。(右上)ハンバーグ。一度にたくさん焼けるのが嬉しい。(左下)蒸し調理もお手のもの。肉まんを蒸すのに。(右下)フレンチトースト。おやつ作りにも大活躍。
フードプロセッサー
馬力の強いクイジナートのフードプロセッサーは、にんじんや玉ねぎ、キャベツなどをあっという間にみじん切りにしてくれます。
まな板の上で包丁で刻んでいたときと比べると、時間も労力も10分の1!
ハンバーグやミートソースを気軽に作れるようになりました。
揚げ物用に、パン粉を細かくさらさらにするのにも使っています。
(左)大量のにんじんのみじん切りもあっという間。(右)蒸したじゃがいもをマッシュポテトに。
ヘルシオ ホットクック
カレーや肉じゃが、野菜スープ、具だくさん味噌汁などを作るときに使います。
素材から出る水分を使って調理してくれるので、使う水は最小限。
料理の味が水で薄まらず、調味料を使う量が減りました。
材料をセットしてスタートボタンを押せば、火加減を見たり途中でアクを取ったりする必要なし。
簡単に美味しい料理に仕上げてくれます。
(左上)カレーは焦げつきの心配なし。(右上)ウインナービーンズ。大豆も大量に蒸して。(左下)大根と挽肉のとろとろ煮。(右下)野菜スープ。
ホームベーカリー
主に、朝食の全粒粉パンを焼くのに使っています。
夜寝る前の5分間で材料をセットして、焼き上がり時間を予約。
これだけで、朝起きたらホカホカの焼きたてパンを食べられます。
たまに生地だけ作って、おやつパンを作ることも。
レトルトあずきやチョコレートをくるんで焼くと、子供たちが大喜び。
ピザ生地も作れます。
(左)あんぱん。あんこを入れてヘルシオで焼きます。(右)全粒粉パン。毎日の朝食に。
撮影/林ひろし
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