家電も拭けてカビ防止にも! アルコールスプレーは除菌ばっちり&保存OKで超便利

もうすぐ大掃除の季節がやってきます。掃除の時にさまざまな洗剤を使い分けるのは面倒ですね。これからはたくさんの洗剤を買う必要なし!3つの素材を水で薄めるだけで作れる簡単スプレーや、ナチュラル洗剤を使った掃除方法について、ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに教えてもらいました。

 
拭き取りの手間が減って大掃除の時短にも!

普段、手が回らない場所の汚れもしっかり落としたい大掃除。面倒で気が重いという人こそ、ナチュラル洗剤スプレーを味方につけましょう。

「特にアルコールスプレーは揮発性で、二度拭きがいりません。セスキ水やクエン酸水も、市販の洗剤と違って泡立たず、拭き取りがラク。使いこなすと、拭き掃除の手間がぐんと減りますよ」と本橋ひろえさん。

得意な汚れが異なるアルコール、セスキ水、クエン酸の3種の掃除スプレーがあれば十分、家中まかなえます。アルコールスプレーは除菌ができて保存も利くので、普段の掃除やカビ予防にもぜひ活用を!

 
二度ぶきいらずでラク! アルコールスプレー

消毒用エタノールを水で35%に薄めると、さまざまな場所に使える万能掃除スプレーに。二度拭きしなくてもぬるぬるせず、除菌もOK。家電の拭き掃除やカビ予防にも役立ちます。

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アルコールスプレーのここがすごい!
●手あかやたばこのヤニなど油性の汚れが落ちる。
●家電など水気を嫌うものも拭ける。
●35%希釈なら除菌作用もあり。
●揮発するので二度拭きがいらない。

 

アルコールスプレーの作り方

【材料】
1811p025_02.jpg消毒用エタノール
薬局などで市販。アルコール分80%前後で「IP」と表示されたものは、酒税がかからず、安価で掃除向き。
 

【作り方】
1 計量カップ(ガラス製がおすすめ)に水110ml入れる。エタノールを先に入れると、カップが傷みやすいので注意。1811p025_03.jpg 

 さらにカップの目盛り200mlまで消毒用エタノール(90ml)を加える(35%希釈)。スプレー容器に入れ、約1カ月保存可。スプレー容器はアルコールで溶けない丈夫なものを。不透明のPP(ポリプロピレン)樹脂製がおすすめ。1811p025_04.jpg 

ハッカ油で香りづけしても
消毒用エタノール原液のボトル500mlに対し、ハッカ油を20滴ほど入れ、ふたをして振ります。油が溶けて爽やかな香りがつき、消臭やゴキブリ除けにも役立ちます。1811p025_05.jpg 
 

アルコールスプレーの基本の使い方

<使用時の注意>
・火気のそばに置かない。
・揮発性なので換気をする。
・肌が荒れやすい方はゴム手袋をつけて使用を。

 

クロスにスプレーして拭く
塗装がはがれやすいもの、水気を嫌うものは、クロスに吹きつけて拭きます。水を固く絞ったクロスを使う場合、数枚まとめて洗濯機で脱水すると、力もいらずベスト。1811p025_06.jpg 
直接スプレーして拭く
水拭きできるもの、塗装がはがれないものには、直接スプレーしてOK。そのまま放置せず、クロスで汚れを拭き取りましょう。1811p025_07.jpg 
水洗いできないものにも
ベッドマットや布張りのソファ(革製は不可)なども、スプレーを全体にかけ、風通しを良くして乾かせば、除菌消臭ができてさっぱり。1811p025_08.jpg 

床や家具は試し拭きを
ワックスやニスはアルコールに溶けるため、ツヤがなくなることも。最初に目立たない場所を拭いて使用の判断をしましょう。1811p025_10.jpg

 

次の記事「落とせない汚れはない! アルコールスプレーで照明、玄関、冷蔵庫がピカピカに!(2)」はこちら。 

取材・文/山﨑さちこ(シェルト*ゴ) 撮影/三佐和隆士

 

<教えてくれた人>

本橋ひろえ(もとはし・ひろえ)さん

ナチュラルクリーニング講師。企業の洗剤製造などに携わり、結婚後は主婦目線でナチュラルクリーニング講座を始めて幅広く活躍。著書に『ナチュラル洗剤そうじ術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。

この記事は『毎日が発見』2018年11月号に掲載の情報です。

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