『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』 (西 剛志/アスコム)第6回【全8回】
集中力が続かない、優柔不断、カッとなりやすい...それって性格だから、と考えていませんか? 脳科学者・西剛志氏が考案した「脳の鍛え方」で、それらのお悩みは解決するかもしれません。
西氏が考案した「脳の鍛え方」――それは「写真をみること」。ポイントをおさえて厳選された写真をみることで、「7つの脳力」が鍛えられるというのです。
『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』から、脳を活性化させる画像の一部をご紹介します。
▶【なぜ写真を見るだけで?】90歳になっても脳は鍛えられる!? 脳科学者が考案した「手軽に脳に影響を与える方法」
※本記事は西 剛志著の書籍『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』(アスコム)から一部抜粋・編集しました。
【Day5】 意欲・判断力・共感力・実行力を鍛える写真
写真の見方
<ステップ 1>写真の全体を「ぼーっ」と見て、脳のウォーミングアップを行います。
<ステップ 2>下の「4つの見方」にチャレンジしましょう。
【意欲】もっともツルツルしている場所を探す
多くの候補から何か1つを選ぶと、脳からやる気のホルモン「ドーパミン」が分泌されます。ツルツルした場所を触ったときの感触を想像すると、さらに脳が活性化します。
【判断力】口のなかはどうなっているか想像する
ペンギンが口を開いたら、どんな色や形になっているか? 歯はあるのか? などを想像してください。自分が知っている情報を整理して、判断する力を鍛えることができます。
【共感力】ペンギンがどんな気持ちか考えてみる
他者の気持ちを理解しようとすると共感力を司る脳の部位が活性化します。また2羽のつながりを感じるとオキシトシンが出て、人の話に集中しやすい効果も期待できます。
【実行力】触れ合う3秒前に映像を巻き戻して再生する
キュルキュルと時を巻き戻して、ペンギンがどのように触れ合ったのか、頭のなかで再生してみてください。動きを想像すると、運動野が活性化して実行力を高めます。