ふさぎこみやすい、忘れっぽい、が気になるなら。見るだけで「脳力」が鍛えられる写真【脳科学者が考案】

『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』 (西 剛志/アスコム)第5回【全8回】

集中力が続かない、優柔不断、カッとなりやすい...それって性格だから、と考えていませんか? 脳科学者・西剛志氏が考案した「脳の鍛え方」で、それらのお悩みは解決するかもしれません。

西氏が考案した「脳の鍛え方」――それは「写真をみること」。ポイントをおさえて厳選された写真をみることで、「7つの脳力」が鍛えられるというのです。

『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』から、脳を活性化させる画像の一部をご紹介します。

▶【なぜ写真を見るだけで?】90歳になっても脳は鍛えられる!? 脳科学者が考案した「手軽に脳に影響を与える方法」

※本記事は西 剛志著の書籍『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』(アスコム)から一部抜粋・編集しました。


【Day4】 感情コントロール力・記憶力・判断力・集中力を鍛える写真

ふさぎこみやすい、忘れっぽい、が気になるなら。見るだけで「脳力」が鍛えられる写真【脳科学者が考案】 noukita05_ph.jpg
写真:SIME/アフロ

写真の見方

<ステップ 1>写真の全体を「ぼーっ」と見て、脳のウォーミングアップを行います。
<ステップ 2>下の「4つの見方」にチャレンジしましょう。

【感情コントロール力】写真のなかのどこかに住んでいる自分を想像する

どのあたりに住みたいか、そこでどんな生活をするのかを想像しましょう。視点を変えて物事を見る訓練となり、物事を客観視するうえで重要な役割を果たす前頭前野が鍛えられます。

【記憶力】目を閉じて写真を思い出してみる

目を閉じて写真を頭のなかで再現してみましょう。視覚で得た情報を頭のなかで再現しようとすると、脳の短期記憶(ワーキングメモリ)が鍛えられます。

【判断力】気になる場所を探して、なんのためのものか考える

「山の頂上に何があるんだろう? それはなんのため?」「この建物や光は何だろう?」と、気になる場所を探してみてください。物事の因果関係を考えることで、とっさの判断がスムーズになります。

【集中力】ピントが合っている場所を10秒間凝視する

ピントが合う部分を見ると、脳は快感を覚えやすく、集中しやすくなります。さらに、好きな場所を選ぶと脳がより活性モードになります。毎回見る場所を変えてもOKです。

 

西 剛志(にし・たけゆき)

東京工業大学大学院生命情報専攻卒。博士号を取得後、特許庁を経て、2008年にうまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや、才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めてこれまで1.5万人以上に講演会を提供。エビデンスに基づいた研修、商品開発サービスなども全国に展開。テレビやメディアなどにも多数出演。著書シリーズは海外でも出版され『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)をはじめとして累計32万部を突破。近著に『1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方』など。

※本記事は西 剛志著の書籍『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』(アスコム)から一部抜粋・編集しました。

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