『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』 (西 剛志/アスコム)第3回【全8回】
集中力が続かない、優柔不断、カッとなりやすい...それって性格だから、と考えていませんか? 脳科学者・西剛志氏が考案した「脳の鍛え方」で、それらのお悩みは解決するかもしれません。
西氏が考案した「脳の鍛え方」――それは「写真をみること」。ポイントをおさえて厳選された写真をみることで、「7つの脳力」が鍛えられるというのです。
『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』から、脳を活性化させる画像の一部をご紹介します。
▶【なぜ写真を見るだけで?】90歳になっても脳は鍛えられる!? 脳科学者が考案した「手軽に脳に影響を与える方法」
※本記事は西 剛志著の書籍『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』(アスコム)から一部抜粋・編集しました。
【Day2】 感情コントロール力・共感力・集中力・判断力
写真の見方
<ステップ 1>写真の全体を「ぼーっ」と見て、脳のウォーミングアップを行います。
<ステップ 2>下の「4つの見方」にチャレンジしましょう。
【感情コントロール力】お城から見下ろした景色を想像する
あなたがお城のどこかの窓の前にいると仮定し、眼下に広がる景色を想像しましょう。異なる視点からの景色を想像して見ることで、客観視を司る前頭前野が働き、物事を冷静に見る力が高まります。
【共感力】街の人はどんな暮らしをしているか想像する
街の人たちの暮らしぶり、人々がどんなことを考えて生活しているかなどを想像すると、脳の共感力を司る部位が活性化して、思いやりをもった行動をとりやすくなります。
【集中力】まばたきをせず気になった景色を集中して見る
まばたきの回数が少ないと、集中力が高まることがわかっています。1点をじっと見つめることで、脳を活性モードにさせましょう。見つめた後もしばらく集中力が高まります。
【判断力】木に覆われている地面の状態を想像する
目に見えないものを想像することで、現状を冷静に判断し、先を読む力が鍛えられます。お城から街や橋までの道が、どのようにつながっているのか想像するのも効果大です。