自粛生活が続く中、筋肉量の減少やうつ、認知機能の低下が増えています。やはり、若さの秘訣は血管力と筋力! そこで今回は、ヨガ講師 オフィス チャイトララタ代表の高橋依子(たかはし・よりこ)さんに「もっと背筋を伸ばし体操」を教えてもらいました。
【前回】姿勢、気にしていますか? ヨガ講師が教える「背すじ伸ばし」で血管力と筋力アップ!
指さし体操で背すじ伸ばし
1日3〜5回行う
〈基本ポーズ〉
足は肩幅より広めに開く。人さし指を立てて両手を組み、頭の上に上げる。
手は伸ばしたまま、左斜め上を指さすように、右体側を伸ばしつつ3秒息を吐く。
続けて、右斜め上を指さすように、左体側を気持ちよく伸ばしながら3秒息を吐く。
体を基本ポーズに戻したら、後方に少し伸びる。無理のないところで3秒息を吐く。
【ここがポイント】
- 伸びるときに「息を吐く」ことを意識。
- 伸びている部位を意識して、心地よく行う。
床座り開脚で背すじ伸ばし
足裏同士を合わせて両手で足の甲をつかみ、骨盤を立てる。骨盤が立たない人は、お尻の下にバスタオルや座布団を敷くと、ラクに立つ。
つかんだ足を少し前にずらし、そのままおへそをへこませるように腰を引いて背中を丸める。
両足を大きく広げ、背すじをまっすぐにする。右手を左足のつま先に向かって伸ばす。手は届くところまででOK。
反対側も同様に、左手を右足のつま先に向かって伸ばす。動いている間は、呼吸を止めないようにご注意を。
撮影/齋藤ジン