自粛生活が続く中、筋肉量の減少やうつ、認知機能の低下が増えています。やはり、若さの秘訣は血管力と筋力! そこで今回は、ヨガ講師 オフィス チャイトララタ代表の高橋依子(たかはし・よりこ)さんに「背筋を伸ばして血管力や筋力アップする方法」を教えてもらいました。
【前回】血管の糖化を予防に「レモン酢を使ったレシピ」! 食品の組み合わせ次第で骨粗鬆症予防にも
血管力や筋力の向上には、代謝と血流のアップが必須。
「背すじ伸ばしをすると、筋肉の緊張がほぐれて血流が良くなり、代謝や免疫力が上がります。同時に股関節や体側を伸ばすことで、関節の可動域が広がり、正しい姿勢をとりやすく。顔の引き締め効果も期待できます」と、高橋依子さん。
伸びるときに息を吐くと血圧上昇を防止。
心地よく行いましょう。
姿勢、気にしていますか?
〈座っているとき〉
〈立っているとき〉
〈携帯で調べもの中〉
基本の正しい背すじ
無意識に力が入り、首が短くなっています。肩の力は抜いて。
姿勢よくと意識するあまり、胸が反り過ぎてはNG 。腰を痛めます。
腰が丸まって猫背になっています。お尻に力を入れて立ちましょう。
×の姿勢になる人は
- 筋力不足
- 柔軟性が低下している
- 体のバランスがよくない
上記のような可能性が考えられます。
体操で、バランスのよい体を目指しましょう。
簡単背すじ伸ばしのコツ
【ここがポイント】
体に余計な力が入っていると、背すじは伸びません。
まずは、体の緊張を緩めましょう。
コツ1〈肩ストン落とし〉
1日何回でもOK
肩を思い切り上げる。
肩をストンと落とす。肩甲骨を下げ、首を長く伸ばすように意識。
自然な呼吸で
コツ2〈見上げて胸開き〉
3〜5回繰り返す
足を肩幅より少し広めに開いて立ち、腰に手を当てる。
背中側でひじを寄せながら、胸を開く。お尻の穴をしっかり締めながら行うと腰への負担
が軽減する。
撮影/齋藤ジン